姉の死

姉の死 Vol.69

このタグをつけるのが相応しいかどうかわからないけどX氏のことなど。 3回目の姉の命日が近づいてきた。 ……の前に、5月の話。 ここ2年、父の日母の日にはX氏から私の両親へ、でっかいお花が届いた。 2~3万のアレンジメントを花キューピッドに手配するところ…

姉の死 vol.68

本日父の誕生日、先日X氏が花屋さんに手配したアレンジメントが届いたそうな。 どーん。 さすが15000円分のアレンジメント、置き場に困るくらいデカい。 青い花はりんどうかな? 暖色と寒色のバランスの取れた素敵なアレンジメントだ。 母も、ようやく携帯…

姉の死 vol.66飛ばして67

タグから確認したら、「姉の死」vol.31が2回あるよー。 なので右のカテゴリーメニューと数が合わなくなっている。 今から全部直すのは面倒なのでこのエントリで数調整、 次回があるとすればvol.68からスタート。 しかし、姉の死の一連の話は書き終えた。 今…

姉の死 vol.65

車の中で聞いた話。 P氏が、鬱を患っているそうな。 いつからかと聞いたら、以前(10年以上前)から少し兆候はあったが 酷くなったのはここ1年くらいで、今は全然起きられず会社も休んでるとのこと。 偽名で隣県の心療内科にかかってるそうで、その理由は 「…

姉の死 vol.64

X氏は、花屋に寄って欲しいと言う。 さっき昼食の時に10月12日が父の誕生日だという話が出て お花の手配をしようと言ってくださった。 「この辺りで一番近い花屋……」と考えてる私に、X氏は 「知ってる花屋があるから」とネットで店名を検索し、電話をかけて…

姉の死 vol.63

2020年10月7日、命日の日に一周忌法要&納骨。 結局先月末とこの日と、立て続けにX氏に2回来訪させてしまったが 結果的にこれで良かったと本当に思う。 前回は遺骨を抱きつつくつろいで久しぶりにお喋りしたり 一緒に彼岸花や滝を見に行ったりと楽しい秋の一…

姉の死 vol.62

無事X氏も来ると決まった姉の一周忌と納骨は10月7日、明日に迫った。 いつ書き始めたっけこの連載、どうにか今に追いついた。 予定では明日一周忌と納骨を終えて 17日から、息子の件で私が大阪に行くことになっている。 つらつらと姉の亡くなった件を記録と…

姉の死 vol.61

まさかこんな状況になるなんてと予想だにしないまま X氏は、3月から半年以上姉(の遺骨)に会えていない。 このままX氏不在で納骨を終えてしまうとX氏はずっと姉に会えないまま。 次にウチに来ても、姉の遺骨はもうそこにおらず墓の下に行ってしまってい…

姉の死 vol.60

姉の初盆は8月2日に執り行うことになった。 当然X氏も呼んだのだが、コロナのこともあってご辞退された。 初盆はまあ、お経あげるだけだしある意味来れなくても仕方ない。 が、納骨だけはガスマスクしてでも来いと言っていた。 X氏は現在の拠点は大阪であ…

姉の死 vol.59

一周忌までに頑張って書き続ける連載、遂に60回に近づく。 この分なら明日の一周忌までに話が追いつくかもしれない。 さて、4月12日にX氏とA県で別れて以来、 次に会えるのはずっとずっと先になる。 こんなに会えないとは予想だにしていなかった。 4月27日…

姉の死 vol.58

某市の姉とX氏の家に到着、L氏とも再会。 遺品整理とお掃除に来たつもりなんだけど X氏が遠慮して掃除はさせてもらえないし ちょっと動いたらX氏が「おふくろ休め」と言うし ほとんど全部P氏とL氏が働いてくださった。 母が自分の手で片付けると拘って…

姉の死 vol.57

2020年4月12日、母と私は某市の姉の家へ遺品整理に行くことに。 世間はすっかりコロナ禍の真っ只中である。 昼食をお店に入るのは憚られる雰囲気。 いざとなればコンビニで何か買ってもとも話したのだが 結局、母と私とで何か作っていこうと決めた。 お重を…

姉の死 vol.56

命日の前日である今日、ちょっとだけ幸せな夢を見た。 姉と私とで、X氏が運転してる車に乗っている。 車は北九州を走って戻ってきたようだ。 姉はこのまま「山陰方面へ遊びに行きたい」と言う。 私は、ずっと運転させてるX氏に悪いなと思いつつも 3人で遊…

姉の死 vol.55

3月22日、X氏が来訪。 先月末まではマスク着用しながらもどうにか……という感じだったが この頃にはもう新型コロナウイルスが日本中を席巻していた。 新幹線はガラガラだったそうな。 マスクは手に入らなくなっていた。 なのにX氏は、医療関係者から手に入…

姉の死 vol.54

9時頃起床、快適なお部屋でゴロゴロしてようかとも思ったが 天気が良いのでお散歩することにした。 散歩に出たところでX氏から電話が入り 息子が寝坊したのでちょっと遅れるとのこと。 全く。 昨日乗った船を外からじっくり見学。 神戸ポートタワーは以前登…

姉の死 vol.53

このディナークルーズは、X氏と生前の姉がよく利用してたとのこと。 まさかこの場所に、半年前はまるで知らなかった 私と私の息子と一緒に来ることになるとは。 縁というのは恐ろしいものだと思う。 私がチェックインし客室に荷物を置きに行く間に ディナー…

姉の死 vol.52

この辺の話は姉の死には直接関係ないのだが、X氏との思い出と記録として。 着いたホテルは (拾い画像)神戸港のランドマークとしていつも写真で見かける この超一流ホテル。 ホテルマンの私は、こんな超高級ホテルに泊まったこと いえそれ以前に、足を踏み…

姉の死 vol.51

2020年2月27日、私とX氏は新大阪で待ち合わせた。 「外に出て駅レンタカーの看板のとこ」と言われ、まあ行きゃわかるだろと思ってたら 中央改札口で待っててくださった。 車(いつも乗るレクサスではなく、この日はプリウス)に乗せていただき 行き先を尋ね…

姉の死 vol.50

次のX氏の来訪は2月15日(土)。 バレンタインなのでささやかだけどチョコレートを渡した。 いつもX氏には、ささやかなものを何かしらお渡ししている。 1000円するかしないかのお土産菓子とか。 気兼ねしない程度のささやかな品をいつもちょっと、程度で。…

姉の死 vol.49

一周忌までに急ピッチで書き進める連載。 さて、2日目。 朝食を済ませた後、父はまた釣りに出るとのこと。 少々うんざりしつつも母と私が付き添う。 しかし時間になっても父は釣りを止めない。 父のこういうところが苦手なんだよなー。 私と母は大急ぎで部屋…

姉の死 vol.48

A県の端っこにある田舎の市の、レジャーホテルに到着。 (拾い画像)晴れてるとこんな感じ。 8年前に私の息子もここに泊まってた、凄い偶然。 県の端っこのあまり有名ではない地、 まさかまたご縁があるとは思わなかった。 本当に不思議な縁、不思議な力が…

姉の死 vol.47

2020年1月15日、私ら親子3人は11時前にA駅へ到着。 X氏が出迎えてくださった。 お昼はまたかもがた茶屋へ。私にとっては4回目になるかな。 何を食べたか忘れたが、多分天ぷらとかうどんとかのセットだと思う。 家に到着。 事前に伝えてはいたものの、やは…

姉の死 vol.46

2020年1月4日(土)、姉の誕生日だからとX氏来訪。 X氏、来るなり玄関先で母に「昨年は私のために哀しい思いをさせてしまって 本当に申し訳ありませんでした」と深々と詫びた。 父にも同じ詫びを告げられた。 いやいやそんなとんでもない、決してX氏のせ…

姉の死 vol.45

12月8日(日)、クリスマスだからとX氏が実家来訪。 梅田で姉が好きだったカレーを買ってきたからお昼に一緒に食べようと。 これはX氏がLINEで送ってくれた画像。 私はカレーがあんまり好きではなくて、レトルトカレーは更に苦手で しかも辛いカレーは…

姉の死 vol.44

X氏とは直接関係ないが、両親を連れて東京へ行ったのは 12月1日(日)~12月2日(月)。 X氏からは車もチャーターして母を歩かせるなと言われていたが 今は上野東京ラインという便利な路線ができたこともあり そこまでは手配しなかった。 母の姉の息子(私…

姉の死 vol.43

姉の遺骨を連れて帰った日の翌々日の11月23日(土)、私は警察へ行った。 土曜日なので署内はとても空いていて、当番らしき人が出てるだけっぽかった。 緊張しつつご相談がありますと告げると応接室に通されて ちょっと日本人離れした顔立ちの若いイケメン警…

姉の死 vol.42

X氏はこの頃しょっちゅうウチの実家に来て下さるのだが 家族で話し合いをしなきゃいけない案件もいくつかあった。 まず、姉と元夫の縁を断ち切りたいという件。 あれだけ元夫に怯えていた姉の正式離婚をさせてあげられなかったと X氏は悔いていたのだが、…

姉の死 vol.41

X氏が両親の元へ話に来たのが11月18日、 某市で姉の四十九日法要を執り行ったのが19日、 X氏が姉の遺骨を連れて帰ったのが21日。 この数日間は私もX氏もあちこち移動で大変だった。 21日、X氏が遺骨を連れて帰る日。 確か18日に「じゃあ21日の昼食は姉が…

姉の死 vol.40

弁護士さんの元へ。 最初に伺った時先客がまだいらしたそうで 1時間くらい近くの駐車場で時間を潰した。 数年前の、X氏のご病気の話などをした。 改めて、弁護士さんの元へ。 いわゆる「ザ・弁護士!」という雰囲気ではなくて すごくカジュアルな感じの、普…

姉の死 vol.39

3人で向かった先は「いきいきうどん善通寺店」。 名前が印象的なのであれこれ検索したら思い出せた。 ここを選んだのは、以前話の中で 「スクランブルエッグが乗ったうどんがある」と出てきたのと 姉がここのコロッケが好きで コロッケだけ買ってこいと頼ま…