姉の死 vol.45

12月8日(日)、クリスマスだからとX氏が実家来訪。

梅田で姉が好きだったカレーを買ってきたからお昼に一緒に食べようと。

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これはX氏がLINEで送ってくれた画像。

 

私はカレーがあんまり好きではなくて、レトルトカレーは更に苦手で

しかも辛いカレーはとっても苦手だ。

姉が好きだったというこのカレーはなかなか美味しかったものの

結構辛かったので私にはつらかった。

 

この日だったか、母が「姉が住んでた家が見たい」とX氏に申し出た。

X氏は是非来てください見てくださいと快諾。

だったらなるべく早く行かないとX氏が家を処分するのが延びて困るだろう、

じゃあ来月にでもという話になった。

 

父は俺は行かんとか言ってたが、母としては置いていくわけにはいかない。

じゃあどっか海辺で釣りをしてるから、適当に降ろして夕方迎えに来てとか

無茶なことを言っていた。

高齢の父を海辺でひとり何時間も放っておけないことはわかっている。

この親父どうしたもんかと困ったが、X氏が上手にプランを立ててくれることに。

 

この直後くらいか、X氏は私の息子の元を訪ねて行ってくれた。

その後様々なご尽力をいただくこととなる。

 

12月のそれ以外の出来事。

12月半ば、姉の元夫より連絡があって生命保険の手続きをするから

死亡届や死体検案書が欲しいと申し出があった。

私が持っているのは事情聴取中につくったもので正式提出したものではない、

そちらで某市警察へ問い合わせてみたらと相談したが

どうも門前払い?対応してもらえなかったらしい。

ああそうか、DV(真偽のほどは不明)関係の法的配慮で

ヤツには情報提供できないことになってるのかもしれないな。

なので、正式書類ではないけどと私の書類のコピーを郵送した。

死体検案書にバッチリ自殺って書かれて医師の署名があるんだから

自殺なら生命保険下りないんじゃないかと思うが、まあ知らね。

つか、保険解約してなかったのかー。

どうでもいいけど、姉の夫が終始私に敬語を使ってくるのが気持ち悪かった。

 

年末は姉の息子が実家を訪れたそうな。

父親(姉の元夫)に連れて来られたけど彼一人で家に上がったところ

姉元夫は父から「コソコソせずに顔を出したらどうだ」と言われ

姉元夫もウチに来たとか何とか。

私としては、姉の遺骨と元夫を対面させたくはなかったのだが

一応元夫婦だし、私が口出すことでもないな。

姉の息子は、母親のことをどんな風に聞かされているのか、

どう思ってるのかは全くわからない。

母曰く、終始ニコニコしてたとのことだ。