姉の死 vol.62

無事X氏も来ると決まった姉の一周忌と納骨は10月7日、明日に迫った。

いつ書き始めたっけこの連載、どうにか今に追いついた。

 

予定では明日一周忌と納骨を終えて

17日から、息子の件で私が大阪に行くことになっている。

 

つらつらと姉の亡くなった件を記録として書き留めているのだが

読み返してみると、まるで私がX氏を好きなんじゃないかと誤解されそうだな。

それは絶対に無い。

感謝してるし凄い人だと思って好きだけど、決して恋愛感情は無い。

むしろ恋愛感情の意味で危険なのは母の方だ(笑)。

あの人絶対、X氏にメロメロだよ(笑)。

 

さっき書いたけど、命日前日(うるう年差し引いたら命日の亡くなった時間)

姉とX氏と私が登場する、ちょっとだけ幸せな夢を見た。

 

これ以前にも姉は時々夢に出てきた。

大抵は目が覚めた時「ああ、姉はもう亡くなってるのに」と気づくけど

最近は夢見てる最中に「お姉ちゃんは死んでるんだよ」って気づくことが増えた。

結構つらい。

 

この前、X氏は姉に二度と会えない、帰って来て欲しいのに叶わないと嘆いた時に

父は「夢に出てきてるだろう、その時あの子は帰って来てるんだ」と言った。

この言葉は本当に効いた。

今まで生きてきた中で聞いた父の言葉の中で、一番効いた。

 

さて、明日の支度しよ。