X氏は、花屋に寄って欲しいと言う。
さっき昼食の時に10月12日が父の誕生日だという話が出て
お花の手配をしようと言ってくださった。
「この辺りで一番近い花屋……」と考えてる私に、X氏は
「知ってる花屋があるから」とネットで店名を検索し、電話をかけていた。
途中電話を代わってお店の場所を訊く。
ウチから車で5分程度のところだ、なんとなくわかる。
母の日に、この店に電話してお花の手配をしてくれたそうな。
その時のエピソードを聞いた。
X氏が「3万円でアレンジメントを作ってください」と言うと
お店は「ここは山口県です」と返事をされたとか。
山口県ではそんな金額でアレンジメント作ることなんて無いよ、ってことらしい。
馬鹿正直なお店だなあ、ボッタクリできるのにしないんだ。良い店じゃないか。
さらに「ひまわりで作ってください」というと
お店は「ひまわりはもっと安いです」と。
結局、花屋の提示した金額は1万か1万5000円になったと。
花屋に到着。
やっぱり私がここかなと思ってたとこだった。
中には明るい女性の店員さん(店主さんかも)がいらっしゃった。
あれこれ話ながら、X氏は「1万5000円で」とポーンと太っ腹注文。
その価格なら胡蝶蘭にされたらどうですかと言われたものの
でっかいアレンジメントが良いとX氏。
受け取り時に在宅でないと困るだろうから、一応母に後から電話で言っておいた。
どんなでっかいお花が届くのだろうか。