バックステージツアーと湯本温泉 VOL.4

よく考えたら私、温泉旅館に温泉目的で泊るなんて

20代前半の独身時代以来かも。

近年では、4年くらい前に自社の他店舗がオープンした時

そこは天然温泉で立派な大浴場があり泊まりに行ったんだけど

一番の目的は、顔見知りの従業員にオープンおめでとうを言いに行くことだった。

X氏が私のために温泉付き宿を手配してくれたことはあったけど

それは姉のゴタゴタの後始末って目的があってのことだし

純粋に「温泉に行って泊まります」目的って、しばらく無かったよな。

 

早速、17時前に温泉へレッツゴー。

 

さてここの旅館、露天風呂を近年リフォームしたとかで

 

(拾い画像)

こんな露天風呂写真が公開されてるんだけど

いやはや、この写真、よく撮れてるわw

実際は……まあ、うーん……。

 

この四角いプールのようなのは

実際には、フツーの銭湯のフツーのタイル浴槽をそのまんま外に持って出た感じ。

……なんだけど、いわゆる一般的な露天の岩風呂って

岩がゴツゴツして座れるところが限られていたり

岩肌がお尻とか当たってイテッ!とかなっちゃうことが多いけれども

フツーのタイル浴槽ならその心配が皆無。

グデーッと腕と足を伸ばしてリラックスできるからむしろラッキー。

 

他にお客さんはいない。

一瞬2人組にすれ違っただけ。

ほぼ貸し切り、ああのんびり。

 

ただ、この1回目の入浴では、うっかり水分を持ってくるのを忘れた。

そのためあんまり長風呂できないので1時間で上がる。

(1時間入れば充分長風呂だが)

 

その後20時から2度目温泉。

この時は初めから終わりまで完全な貸切だった。

あれ?この時間皆さんお部屋で夕食タイムか?

雨が降ってきたので露天にはあまり行かなかったけど

それでも1時間たっぷり堪能。

 

大浴場は24時までとのことなので

もし23時まで眠れなかったらまた来ようと考えてて

案の定、22時半眠気の「ね」の字も感じなかったので

3度目入浴。

当然この時間は貸切……だったのが、途中でひとりの女性が

大急ぎで入ってきて大急ぎで上がっていった。

 

部屋に戻って24時前、もちろん眠れない。

なんだかんだで3時頃まで眠れず完徹したらどうしようと焦ったけど

いつの間にか眠ってたようで、9時のアラームに起こされた。

 

朝起きたら、外は雪。

ここは積もってないけど帰り道に山を越えなければならない。

もしかして山道凍ってるか積もってるか?大丈夫か?

 

帰り道のドラッグストアで全国旅行支援クーポンで買い物。

いやー、このドラッグストアチェーンで使えるのはホント助かる。

 

そうそう、結局まともに夕食摂らずにおにぎりとパンをつまんだけど

足りなくなって夜中にお腹空いたらどうしようと焦った。

長い入浴で大量の水を飲んだからそんなにお腹空かずにすんだけど

この旅館、レストランの営業はしておらず売店は土産のみ、

カップ麺やパンの自販機は無い。

当然周囲にコンビニなんてあるわけない、車で10分行かねば。

ほとんどのお客さんは部屋で豪華な夕食を摂るんだろうけど

非常食持ってかなかったら大変なことになるな。

 

と、そんなこんなでバックステージツアー&温泉泊。

どちらも充実した楽しいイベントだった。

たまには温泉に泊まって遊ぶのもいいね。

 

それにしても、つくづく思うんだけど

私ってなんでひとりでこんなにいろいろ楽しめるんだろう。

むしろひとりの方がいい、ひとりで良かった。

でもこれでいいのかな?と、今更ながらふと考える。

 

……なのだが。

もし今回の休日、誰かと一緒だったと仮定して

「お昼どこで食べるー?」←店決めでまず面倒

「私これにするー」←メニュー決めで鬱陶しい

「まだちょっと早いねーどこか行くー?」←好きにしたい

そしてツアー中もあーだこーだ会話の相槌

宿に着いたら次どーするー?お風呂行くー?いつ行くー?

そして極めつけは、いちいち断ってトイレ行くのタルい。

……あーダメだ、絶対無理だ、ひとりじゃないと無理。