姉の死 vol.12

さっきのエントリでちょっと触れた、私の親に打ち明けるかという話になった件。

 

一度は、親にも姉の夫にも息子にも絶対に内緒にコトを進める話になった。

しかし、どうやら一生内緒にしておくことは不可能ということがわかった。

刑事さんには「市役所に相談してくれ」と言われ市役所に事情を説明したところ

「生きている人を守る法はあるが、死んだ人を守る法がない」とのこと。

そりゃそうだよな。

なので可能性としては、姉の息子が就職や結婚やパスポート取得のために

戸籍謄本を取り寄せた時。

それが1年先なのか10年先なのかわからない。

いずれバレて大修羅場になるのは目に見えていたので

それだったらいっそ今話そうか、ということになったのだ。

 

X氏は、それでもいいよと言ってくれた。

後から考えたらいろんな手配をしてるのにそれらを全て白紙にしてしまうのに

よく私の気持ちを優先してくれたものだと思う。

その後も何度か話し合いをし、結局今回は黙っておく、一生黙っておくことに決めた。

 

先に書いてしまうと、結構早くにバレたよ。

ああそのルートからバレたんだ、という予想外のルートで。

 

X氏と様々な打ち合わせをし、警察に行く日は

刑事さんから電話を受けた3日後と決まった……。