撮影編。
映画エキストラ出演：撮影
2007年04月12日10:06友人まで公開
会場入りしたのが朝7時半、
着替えとヘアメイクが済んだのが9時前。
それからしばらく待ってお弁当いただいたのが11時。
私らのグループが昼食をいただいてる間に他のグループが1シーン撮り
ようやく私たちが呼ばれたのは午後2時だった。
私の役は、『嵐を呼ぶ男』を見終わって
興奮しながら劇場の外へ出て行く観客のひとり。
私はハンチング帽を被った60代の上品な紳士と親子という設定だった。
立ち位置を確認、演技指導にも莫大な時間がかかる。
何度も何度もカメラテストを繰り返した後
メインキャストの役者さんたちが入って来た。
役者さんたちは、私の斜め2歩後ろを
台詞を言いながら歩いて出てくる。
なるほど、地味な私たちの後ろから
華やかな役者さんが登場するようになるのか。
あの女優さんはお風邪を召されてたようで
撮影の合間にひどく咳込んでて辛そうだったが
それでも笑顔で頑張っておられた。
本番の時のみ劇場前の道路は塞いで車は通れなくするが
さすがに電車は止められない。
会場の近くの踏み切りを通過する電車の時間を全部調べてて
それに引っかからないよう時間調整しながら本番スタート。
人数が多いだけに、すぐにはOKが出ない。
さすがに疲れを感じる。
5テイク目でようやくOKが出ると
その場にいた全員から盛大な拍手が沸き起こった。
本番終了後に監督さん、役者さん全員がひとりずつ挨拶してくれて
そのたびにまた拍手が鳴る。
撮影が全部終了したのは午後5時だった。
感激するほど豪勢な記念品をいただいて帰宅。
役者さんの台詞の長さからして
本編では5～7秒くらいのシーンだと思われる。
たったこれだけのシーンを撮るのに丸一日がかり、
しかも本州の端っこまで来るなんて
改めて、映画って本当に重みのあるものだなーと思った。映画公開は11月とのこと。
*写真左……入り口。左側に映ってるお爺さんが私の相手役。
彼はF県から来られたそうな。*写真中央…いただいた記念品。
布バッグに箱入り色鉛筆に
『冒険少年』が表紙のらくがき帳。
表紙には「茶川竜之介」の名前が入っていた。
ワード検索を避けつつ
トップページからは入って来れない場所に
ここに載せられなかった写真も載せた
写真日記をアップしました。
良かったらこちらの方も見てやって下さいまし。
http://d.hatena.ne.jp/dahlie/20000000
映画公開前だったから書かなかったけど
風邪を召してた女優さんは某マキさん。
私はマキさんの斜め前を歩いて劇場の出口から出てくる役だった。
このシーンの写真は最近？どこかに貼ったような。
ここだったか、ツイッターだったか？
ちなみに、この場面の役者さんは
主要キャラであるマキさんと、幼馴染友人と3人仲良し組という場面だった。
幼馴染役のおふたりは撮影の合間に少し雑談されてたんだけど
マキさんとは一切喋らない。どうかするとまともに目も合わせないほど。
結構闇が深いのかなーなんて思った。
マキさんはびっくりするくらい肌がきれいでプルップル。
そして公称よりも身長は低いようだ。
（だって私と並んで私より小さい）
撮影から16年経った今でも、この時のスカート（元々スーツだった）と
バッグはまだ持っている。
スカートなんてとっくの昔にサイズアウトしてるんだけど
やっぱり思い出として取っておけて良かった。
DVDはどっかにあったかなあ？
本編ではなく撮影シーンを含めたメイキングDVDがあったっけ？
それともメイキングはテレビ放送されたのを録画したんだっけ？
服とバッグは大事に持ってるのに、肝心のDVDどこ行ったか忘れたｗ
