『明治緋色奇譚』/ リカチ ・・・☆3.5
面白かったんだけど、これ序盤の「探し物屋」をメイン話にして
お家騒動はほんのちょっと付け足しにすれば良かったんじゃないか。
お家騒動謎解きがメインになってから少しつまんなくなった。
実は黒幕の黒幕の黒幕、という展開がしつこいし
そのラスボスが若過ぎて不自然。
『青楼オペラ』/ 桜小路かのこ・・・☆4
「ブラックバード」を読んだ時も思ったんだけど
この作者、絵は幼くてイマイチっぽいのかと思いきや
物凄く読みやすい作品を描く。
今作も展開が出来過ぎだなとは思いつつも
引き込まれて一気読み。
読みやすさというのは凄い利点だと思う。
これほど読みやすいと都合良過ぎ展開なのも許せるな。
『5→9 From five to nine』/ 相原実貴 ・・・☆1
これ、ドラマ化だってー!?しかも石原さとみー!?
全く分からん。ドラマ化された理由がわからん。
主人公は尻軽だし坊さんは非現実的だし登場人物アホばっかだし
展開はバカバカしいし、何が良くて石原さとみでドラマ化されたんだろう。
絵も雑過ぎて読んでられない。
話も、例えば途中で数巻すっ飛ばしても無問題。
面白い。読みやすい。
ただ、こんなに長くなくてももうちょっとだけコンパクトにならんかったかな。
あと、主人公がやたらと女友達(ユリ)に電話で愚痴るシーンが多いけど
電話シーンでなきゃ話を動かせないのかな、とちょっと思った。
居酒屋や食事での会話シーンの多用は漫画家が下手な証拠と聞いたことあるけど
電話ばっかりなのも同様かもな。
以上、全て地元の図書館で借りたもの。
久しぶりに行くと未読の漫画が増えてていいねえ。