本年度の絵本読み聞かせボランティアが始まった。私は1学期間、1〜2年のクラスを回る。
低学年が対象だと選ぶ本も悩まなくて済むかなーと考えつつ、先日図書館へ本を探しに行ったのだが、子供が退屈しないようになるべくストーリーに抑揚があるもの、また時間内に出来れば2冊読みたいのでなるべく短い話、そして絵柄も子供が見て判りやすいもの、何より学校の絵本読み聞かせに相応しい内容・・・とか考えたら、結構本選びも難しい。
今日は2年生のクラスでこの2冊をチョイス。
- 作者: なかやみわ
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 2001/10/15
- メディア: 単行本
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新品のくれよん達が初めて絵を描き始めたが、黒色だけ出番が無くてしょげていたら・・・というお話。
非常に読みやすく、朗読するにはもってこいだった。だからかもしれないが、この本を知っている、持っているという子供さんが多かった。
- 作者: 長新太
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2000/12
- メディア: 大型本
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校長先生のハゲ頭には、ある秘密が隠されていた・・・というお話。
ややネタバレになるが、作中の子供達が「ナイフでエンピツを削るのがイヤだ、神様が怒って校長先生に罰を与えたんだ」という記述がある。教育上あまり好ましい記述ではないよなーと感じた上、ストーリーも中盤の盛り上がりの割りに、ラストのオチがやや弱い。
・・・と、個人的にはイマイチだと思っていたのだが、先にダリ之助に読んだところ、実際の小学校の校長のハゲ頭とオーバーラップさせたのかゲラゲラと大ウケしていたので、試しに(?)教室で読んでみた。すると2年生の子供達にもやはりウケていた。
大人の視点では判らないもんだ。