本日の読み聞かせは、いよいよダリ之助のいる3年1組。初めて息子のクラスで絵本を読むことになった。
1〜2年生のうちは「おかあさんが読み聞かせに来る」というのは嬉しいものらしいが、3年生ともなると微妙らしい。嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ち、というのが息子の態度から見て取れた。
選んだ本は、我が息子のクラスだから満を持して・・・というわけではないが(いつも貸し出し中なのに、偶然図書館で空いていた)、私の大好きな大好きな、「好きな絵本を挙げろ」と言われたら確実にベスト3に入る素敵な絵本。

たこのななちゃん

たこのななちゃん

船乗りのお父さんが、足を怪我して7本足になっているタコを連れて帰った。小学生のかなことななちゃんは大の仲良しになり、学校にも一緒に行き、何をするにも一緒だった。が、悲しい別れが訪れて・・・というお話。クラスで子供の前で泣かずに読む自信が無いほどうるうる泣ける、そして心温まる話であり、その中に上手くユーモアも交えているという素晴らしい作品。学校の様子も出てくるので、子供にも受け入れられやすいと思う。ああ、やっぱり読みながらうるうる泣きそうになってしまった。今あらすじ書きながらも泣きそうだ。

もう一冊、どうせこのクラスの子は私のキャラを充分知っているんだし、先生もノリが良いのはこちらも判っているので

うんこダスマン (うんこのえほん)

うんこダスマン (うんこのえほん)

・・・ダリ坊ごめん・・・やっぱり私、ウケ狙いに走ってしまったよ・・・。さっきうるうるしんみりな本を読んだと思ったら、今度はうんこだよ・・・。
「うんこダスマン」というヒーロー(?)が、うんこの仕組みを紹介する話。ふざけているようだが、大事な話だ。子供達は笑い転げてロクに聞いちゃいなかったようだが、こういう話こそ、大事に聞かなきゃだよ。