今日は4年1組の教室へ。4年生なので、やや長めの絵本に挑戦することにした。
手探り状態で始めた読み聞かせボランティアだが、やっているうちに幾つか良策を発見してきた。そのうちのひとつに「初めて行く学年(クラス)へは、その学年よりもやや子供向けの本で様子を見て、その後の本選びの参考にする」というものがある。
そこで今日、選んだのは
- 作者: 松谷みよ子,遠藤てるよ
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1993/11
- メディア: 大型本
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驚いたのは、子供達の食いつきが物凄かったこと。4年生だから集中して話を聞けるというのもあったのだろうが、それ以上に話の面白さに惹き付けられたのだろう。この本はいかにも昔話という趣でどこかの方言そのままの文で判りにくいかなと心配したが、皆、方言を知らなくてもお話はなんとなく知っているのか、ノープロブレムだった。
ところで、私のおぼろげな記憶の中に、昔話のこんなシーンがある。
「子供を追いかけていたヤマンバ(もしくは婆さん)が、逃げて木に登った子供を捕まえるために自分の垂れた乳を掴んで斧みたいに木に打ち付けて、木を切り倒す」
という場面。
これって、てっきり「さんまいのおふだ」だと思ってたのに、この本にその描写は無かった。何のお話に出てくるシーンだっけなあ、婆さん垂れ乳木を切り倒しシーン。