友情ドラマを観て友情を考える

「いちばんすきな花」第二話を視聴。

 

生きづらさを感じている若者に「わかるわー」って共感して欲しいんだろう。

それなりに上手く出来てるとは思うけど、やっぱいろいろ変。

 

夜々は顔が可愛すぎるから周囲の男に恋愛感情を持たれてしまうとか

女友達から「顔が可愛いから得だよね」扱いされてるってことでOK?

ここがわかりにくいのは、申し訳ないけど今田美桜がそこまで美人に見えないから。

もちろん可愛いんだけど周囲から浮くほど?そこまで?というか

何なら多部ちゃんの方が美人に見えるし齋藤飛鳥もメインキャストにいるんだし。

佐々木希が「美人税」ならああそうだよねと納得したんだが。

ここは飛びっきりの美女を配役してくれないとわかりにくいよ。

 

紅葉がイケメン過ぎて説得力が無いのは変わらず。

 

あと一番気になったのが

都合の良い人扱いされて悩む椿が、結局この3人からも都合良く扱われてること。

今後も家を溜まり場にされるんだろう。

 

要は、このドラマのテーマ描くにはキャストの面が合ってないのだ。

松下洸平は良い、多部ちゃんも成績優秀しっかり者なおかつ美人ならわかる。

でもあとのふたりがなあ。

紅葉が美容師のストーカーレベルのルックスならまだわかるんだが。

 

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思うんだけど、昔に比べて今の若者って

友達を選ぶ基準にルックスという要素が占める割合が大きい気がする。

昭和の時代は少々ブスでも不細工でも友達いっぱいいたけれども

平成以降「イケてる人と友達になりたい」って意識が大きいような。

友達云々だけでなく、他人を評価するのにルックスの占める割合が大きくない?

就活も、昭和の時代は、少なくとも男性はルックスの良し悪しって

そこまで影響しなかったように思うがなあ。

私が知らなかっただけかもしれないけど。

イケてるかイケてないか、陽キャラか陰キャラかって

そこがすごく重要視されてきたという感じがするんだけど、実際はどうなんだろ。

 

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人間、子供時代は特に「明るい性格が良し」とされる。活発な子ほど人気がある。

じゃあ逆に、大人しくて無口なことは「悪」なんだろうか。

コミュニケーション取るのに明るい人の方が取りやすいのはわかるんだけど

無口で大人しいことは、そんなダメなこと?と思う。

「女は愛嬌」なんて昔から言われてるけど、愛嬌が無いのは「ダメなこと」?

「愛嬌がある方が周囲から可愛がられます」←これはわかる。

「愛嬌が無いとあまり可愛がられない」←これは仕方ないかもしれないけどある。

でもそれがダメだとか悪いことではないよな。

 

昭和の頃よりも個性を大事にされるような風潮になってきたから

その辺もうまくいく社会になって欲しいもんだ。