行かなくて良かったとホッとした

例の完成披露試写会、抽選に外れた時は少し残念に思ったけど

終えた今思うのは「行かなくて良かった」。

 

理由その1:ヒゲ管理官

哲さんは今やってる舞台(と、もしくはドラマ等の撮影もあるのか?)で

口ひげを蓄えたビジュアルで登場した。

ヒゲ哲が嫌というわけではないが、私が愛した、会いたかった梶山管理官は

ヒゲが無いビジュアルの哲さん。

ヒゲありだと教授でもマルセルさんでもナマで会ったんだし

梶山管理官は作品通り、ヒゲ無しじゃないと私にとって価値は下がる。

 

とまあ、これはまだ良いんだけど

 

理由その2:当日に全部配信

舞台挨拶の模様は、きっとDVDには収録されるだろうなとは思っていた。

その前に翌日のワイドショーなどで紹介はされるだろうなと。

しかし、まさか完成披露試写会の当日の夜、初めから終わりまで

フルで配信されるとは思わなかった。

そりゃ確かに有難いし私も当然全部見たけど、でもこれだと

せっかく当選して会場へ足を運んだ人は何だったんだ、と思うかもな。

もちろんナマで会えることに感動はするだろうけど

でもまさか当日の夜に全部配信となると、じゃあ家にいても、って思うかも。

 

私の場合、もし当選していたならば交通費含め6万円かけて

パニ障に怯えながら飛行機の狭い座席に座って耐えて

不慣れな土地で迷いながら会場やらホテルやら探して……。

 

そして何より、舞台挨拶(トーク)が1時間近くあったということは

開始のかなり前から並ばされ入場させられ、

映画はきっと2時間以上あるから多分途中休憩なしにぶっ続けで

下手すると4時間近くトイレにありつけないという大変な目に遭っていた。

そうやって頑張って会場で耐えても、当日夜に全部配信だったら

なんじゃそれー!ってなってたな。

 

代わりに行った博多は、楽しかった。

旅の記録はまた。