芝居の感想

まず結論から書いておく。

「胸毛サンキュー!!!!!!!」

 

検索で引っかかるとアレなので

タイトル他はちょっとボカしながら

哲さんの出演舞台の感想を。

 

と言っても私、映画やドラマに比べて演劇はそんなに見る機会が無いので

あくまでド素人の感想だけど。

 

まず、面白かったか面白くなかったかと聞かれたら

率直な意見として「面白くなかった」と言わざるを得ない。

もちろんあくまでもストーリーについて。

話自体に共感できない、というのが理由である。

もう四半世紀も前に書かれた時代劇だし

今の感覚にはそぐわなくなってきてるのかもなあ。

 

何しろ一言、「死ななくてもええやん」に尽きるのだ。

 

忠と梅は、人目で恋に落ちてから40日とのこと。

恋愛が一番盛り上がってる時じゃん。

これが1年2年5年も経てば、気持ちも関係性も変わってくるよ。

「身請けされたら梅は死んでしまう」と忠は言うけれど

んなわけないじゃん、女って相当したたかなんだよ。

つか劇中で「梅が頑として拒否すれば身請けされない」と言ってるし。

心が穢れた私からすれば、人の金でとりあえず身請けされて

木綿問屋の嫁か妾に、一般ピープルになっておいて

それから不倫でもすりゃいいじゃんとか考えてしまった。

まあ、時代を考えたら距離的にも倫理的にもいろんな面で

そう簡単に不倫なんて出来ないのはわかるけどな。

 

与と亀もなあ。

死ぬことはない、「謝ればいいじゃん」で済む話。

与がしたことは「店の金を勝手に友人に貸した」というだけで

犯罪に加担したわけではない。

誠心誠意謝れば済むことなのに、死ぬ必要性が謎。

 

とまあ、これはストーリーに対する愚痴なわけで

舞台自体の満足度は別。

 

哲さんの座長っぷりがとっても和んだとか

松田龍平の役が「松田龍平」というキャラに寄り過ぎだなとか

静河さんはステージパフォーマンスがお父さんそっくりだなとか

さっき長々と記事を書いたのになぜか消えてて

ショックで書けない、またにしよ。

 

というわけで結論。

 

哲さんの「ナマ胸毛サンキュー!!!!!!!」である。

チケット代17000円、ナマ胸毛でペイできたよ。