格安カットの練習台

来週末、4年ぶりくらいで友人に会うため

ちょっと可愛い髪形でもしておきたいなーと髪を切る決心をした。

このままの長さで毛先を梳いてもらうか短めにしてもらうか悩んで

夏までまだ間があるし、後者にすることに。

仕事が忙しく希望日で美容院の予約を取れなさそうなので

格安1000円カット(厳密には値上がりして1200円)に行くことに。

パニ障が心配だし、10分程度でササッと終わるのも好都合。

 

私が来店すると待ち客1名、美容師さんが空いた順に呼ばれる。

なのでどの美容師さんに当たるかは運次第。

店の奥で見習いらしき若い子がマネキンでカットの練習をしてるのが見えた。

ほぉー、普通の美容院じゃなくこういう店からスタートする子もいるのか。

 

さて私が呼ばれる番になった。

なぜか、美容師さんが見習いの子とチェンジする。

ああ、接客や準備だけ見習いの子がやるのか……と思いきや

見習いさん「よろしくお願いしまーす」って私の施術を始めた。

 

私はいつもヘアカタログのプリントアウトを持参するので

それを見ながら、見習いさんは切り進めていく。

通常は10分で切り終える格安店なんだけど、私の施術は

多分30分以上はかかってたと思う。

見習いさん、それはそれは熱心に丁寧に切ってくださった。

 

そして見習いさんが切り終えた後、隣の美容師さんがチェックして

軽くやり直しをしてくれた。

 

はて、たまたま順番で私が見習いさんに当たってしまったのか?

それともバリカンを使わない女性のカットは練習台になってしまったのか?

おそらく後者である。

もしかしてプリントアウトを持ってたのを見られたから?

それとも私が文句言わなそうなお客に見えたから?

店を出た後ちょっと覗いたら、見習いさんはマネキンの練習へ戻っていた。

やはり私だけが練習台だったようだ。

 

まあ、格安カットだから文句も言えないしな。

文句があるなら最初からそれなりの美容室に行けってこった。

 

見習いさんはとても一生懸命頑張ってくださった。

それは認める。

 

しかし、

 

仕 上 が り が と っ て も 変 !!!

 

ひし形レイヤーボブというのは、美容師の腕で仕上がりが全然変わる。

上手な方だと(それこそ格安カットで上手な人もいた)

ふんわりと丸みのある可愛い仕上がりになるのだが

やっぱ見習いさんは見習いだ、ぺっしゃんこのただのウルフショートに。

 

まあ仕方ない、私が格安カットに行ったんだし。

案外、あの店の他の美容師さんだともっと変になってて

実は見習いさんはとっても上手なのかもしれないし……(それはない

 

あと一週間あるからマシに見えるようブローの研究でもするか。