ミュージカル

地元で上演された超一流演出家&超有名俳優たちのミュージカルを観劇。

(検索防止のためタイトルは自粛)

 

結論から言うと

 

「カーテンコールが一番良かった」

 

開場して席に着いて、暗い舞台に目を凝らすと

なんだ?楽器がセットしてないか?

そしてチューニングしてる??

後方席だったからよく見えなかったんだけど、オペラグラスをセットすると

ああやっぱり楽器がある、人がいる。

まさかのバンド生演奏ミュージカルとは!!

こんな安いチケット(6500円)で生演奏ミュージカル見れると思ってなかったわ。

 

さて開演。

開演後30分経つ頃には、ここに来たことを後悔し始めた。

 

いや、決してミュージカルが悪いわけでない。

ただ、話が暗い上に地味なので、楽しくてワクワクは全然しないのよ。

ミュージカルに求めるものが、そこに無いのよ。

ぶっちゃけ、この内容だと舞台でストプレするには暗すぎるから

音楽に乗せないと退屈極まりないからミュージカルにしたのかなと。

 

音楽は生演奏、歌が下手なわけではない。ダンスが下手なわけではない。

ただ、盛り上がらないだけ。

何ならストプレでも良かったんだがなーと地味な舞台をずっと見ていた。

ずーっと見てても退屈するので(←ゴメン)

オペラグラスで有起哉さんをガン見することだけを楽しみに時間を過ごした。

めちゃめちゃファンというわけではないけど結構好きだし

他にすることなかったからねえ……。

 

途中休憩が長くて助かった。

これぶっ通しだとトイレもだけど見るだけでもキツかった。

 

そしてカテコ。

演者が順番に、軽やかなステップで舞台に上がってくる。

ああ、この軽快さを作中で見たかったよ私。

ラストは演者全員で、素の笑顔でバンドマンに駆け寄る。

ああ、この笑顔を作中で見たかったよ私。

……というわけで、カテコが一番楽しくて素敵だったよ長塚さん。

 

それにしても、開演後ダラダラと客が途中入場し続けるのは参ったな。

5分程度なら遅れて来た人もまあ仕方ないのかなと思えるけど

30分間もダラダラと途中から入る人が途切れない。

係員が誘導してたけど、舞台が暗転する時を狙うとか配慮して欲しかった。

あと、休憩後もサクッと席に着いとけよみんな。

 

あと、最近は都会(大阪とか福岡とか)の劇場に慣れてたので

地元の田舎市民会館の座席の狭さに驚愕した。

もうキッツキツ、背の高い人な足を収めるのに苦しそうだ。

後になって調べてみると、この狭い会場で収容人数1500人だって。

そりゃ座席がキツキツのセマセマなはずだよなあ。

 

こんなセマセマな席で途中入場者が途切れないんだから

座ってる人が立ち上がって退いて入場者を通して……と

鬱陶しくてかなわんかったわ。

 

そうそう、これを言っても仕方ないんだけど

コッテコテの関西弁でのミュージカルって

関西弁に耳が慣れるまで台詞が聞き取りにくい(何て言ってるかわかんない)ので

冒頭とか特に、話があんまり見えなくて筋がわかりにくかったかも。

 

来月、地元ローカル劇団のミュージカルを観に行く予定。

これが面白くなかったらもう本当に観劇止めるかもなあ。