ドラマ感想メモ

ハイポジ 1986年、二度目の青春。」 ・・・☆5

 

いやー、すごいドラマを観た。

物凄い儲けモノだった、拾い物じゃなくて儲けだよここまで行くと。

 

暇つぶしに夢中になれる面白いアマプラドラマを観たいなーと思って

最初「株価暴落」とか「レディ・ジョーカー」とか見始めたんだけど

なんかそういう重くて難しいのじゃなくてー

医療系でも刑事ものでもなくてー、とか探してて

たまたま普段見ないジャンルのこれをクリックしてしまった。

 

苦手な俳優が出てるからざっと観てから視聴を止めようとか思ってたのに

ああ、1986年に高校生だなんて私と同世代じゃんとか

中年(現在)の心のまま若い頃に戻るなんて私がいつもしてる妄想じゃんとか

元々タイムスリップものは大好きだしーって見てるうち

気づいたらドキドキハラハラ最終回。

最終回まで一気見だよ、まあ1回が30分と短いからだけど。

つかだからこそ良かったんだろうけど。

 

終盤の「また会えたらまた同じように声掛けて」に泣かされたよ。

そしてラストの演出が素晴らしかったんだよ。

あー良い作品を観た。

 

過去に何度か青春映画のレビューで

「甘酸っぱい青春キュンキュンシーンを挿入させりゃいいって大間違いだバーカ」

みたいなレビューを幾つかの映画に書いたんだけど

(「ラブレター」とか「ひまわり」とか「櫻の園」とか「天然コケッコー」か)

甘酸っぱい胸キュンってのはこうなんだよ、

白々しいくっさい演出じゃないんだよ、こういうので良い……ってか

こういうのが良いんだよ!!というお手本だな。

 

ただ、丸尾さんのターンはかなりうざく感じるけど。

とか、カツアゲシーンは見るのがつらいな、とか。

ここらへんは好みの問題か。

ちょっと雑なつくりなのがまたユニークで合ってるし。

 

それにしてもヒロインの子、めちゃめちゃ可愛かったなあ。

……と思って調べたら、前の前の事務所が研音で、

前がホリプロ関連の事務所で、その後小さな事務所に移籍したようだ。

物凄い美女だけど、思ったほど売れなかったのかなあ。