良質の青春映画を観た

「映画 ビリギャル」 ・・・☆5

 

さっきのエントリ「レベル7」とは打って変わって良質作品。

アイドル映画だろうと思って内心小馬鹿にして斜めに構えてたら

予想外に良作だった。

シネスケのコメントに「思わぬ拾い物だった」「嫌味の無い~」と書かれていたが

まさにその通り、嫌味の無い安心して楽しめる上質の青春映画。

 

ラストの展開は宣伝段階で既にネタバレしてるし

最終的にきっと父親と和解するんだろうとか予想はつくんだけど

それを良い意味で裏切らない、安心できる。

 

結構早い段階から涙がボロボロ出た。

友達のくだりとか、クサいと思いつつ伊藤淳史の力説とか

あちこちのシーンでホロホロと泣いちゃったよ。

 

ラスト、娘をおんぶした哲司さんの目がうっすらと赤くなってるとこ

本当にこの人は演技が上手だと感心した。

安田顕を無駄遣いしたかなと思ったけど、エンドロールでのハジけっぷりを見て

ああ健在だわと安心したよ。

 

エンドロールといえば、哲司さんにバッグハグされた吉田羊が超羨ましい。