歌声の劣化

昨日、テレ東で「ヒット曲100連発」みたいな音楽番組があったので

録画し、早送りしながら観た。

するとASKAが登場し30年前のヒット曲を生で歌ったんだけど

さすがに30年間時折音源を耳にしてる視聴者側には

明らかに音源そのまま口パクなのが丸わかり。

ジャニーズや坂道が口パクなのは気にならないけれど

ASKAのように実力派と呼ばれた歌手が口パクカラオケというのは

なんともみっともないな。

かといって、年取って劣化した歌手にありがちな

変なタメで誤魔化したり物凄くキーを下げたりしてても鼻白むけど。

だったら出なきゃいいのに、昔のVTRを流しとけばいいのにと思った。

まあ「あのASKAが生出演!!」ってやりたい大人の事情があるんだろうが。

100連発のラストはASKAが再登場して新曲披露したのだが

それも、カッコつけて変にのけぞる大袈裟なパフォーマンスのせいで

その角度からマイクの音拾わんだろ、口パク丸わかりだった。

 

年取って歌声が劣化することが悪いとは思わない。

それは当たり前のことだし。

ただ、往生際が悪いのはみっともないなと思う。

 

そういや少し前、田原俊彦が昔の歌を歌ってたのを見たけど

昔があまりにもヒドすぎた彼の場合、40年間歌い続けて上手くなってると感じた。

それに還暦くらいだよね、あれだけダンスが踊れるのは凄い。