にわかファン

世間はワールドカップで盛り上がっている。普段サッカーを観戦しない人もこの時ばかりはにわかファンとなりお祭りに参加する。それでも全然構わないし、お祭りもどんどんヒートアップしてて楽しそうだ。

私は小学時代サッカーのスポーツ少年団に所属しており、サッカーに関してはルールも知らないようなまるっきりのド素人というわけではない。が、ワールドカップには全く関心が無く、お祭りから取り残されている(ちなみにWBCもそうだった)。それはどうでも良いのだが、先日ちょっと思うことがあった。

話が前後するが、ダリ之助は民間のサッカー教室に通っている。この春チームの講師が代わり、新しい先生になった。学校を卒業したての新人兄ちゃんである。
私はこれまで、習わせている以上は教室にお任せし、先生の指導方法には決して口出ししたりしなかったのだが、先月、生徒の安全面から見てどうしてもどうしても納得のいかないことがあり、先生にお話しようかどうかと悩んだことがあった。
そこで私の親しい、他の生徒さんのお母さん数人に、それを先生に言うべきか否か相談した。するとお母さん方は「私達サッカーのこと全然知らないしぃ〜」と口を揃えた。ルールやゲーム運びの話ではない。単に「それは安全か危険か」とそれだけのことなのだが。まあ、この話の顛末はまた別の機会に。

そして先週。ダリ之助の練習を見にギャラリー席に行くと、そのお母さん方が数日前に行われた日本VSオーストラリアの試合の話をしており、「ジーコの采配が悪かったのよね〜」「○○(←選手名)が**で・・したからさぁ〜」と激論していた。
おいおい、あんたら先月全然知らないって言ってたじゃん・・・今更どっかで見聞きして「ジーコの采配」かよ・・と苦笑した。