姉の死 vol.5

お、やっとタグ付け(カテゴリー)の方法がわかった。

 

続き

ストーカーから連絡があったのは約8年ぶり。

カカオトークにメッセージが2件入っており

開かずとも見える2件目が

「その後お姉さんに進展ありましたか?」みたいなものだった。

まず、そこが猛烈にムカついた。

カカオの設定が自動登録?だったのだろう、友達に追加されてしまったのは

まあ仕方ない。

が、友達ヅラしてカカオで話しかけてくるというのがもう腹立つ。

私はアンタの友達ではない、知り合いたくて知り合ったわけじゃない

私にとっては気持ちの悪い出会い系男でしかないのに

馴れ馴れしくカカオ使ってんじゃねーよ馬鹿。

なので、メッセージは開かず(既読をつけたくなかった)放置。

 

そもそも、何で姉にフラれて8年以上も経ってから

妹である私に連絡寄越してきて、どうしたいんだ?何がしたいんだ?

そのしつこさが猛烈に気持ち悪いんだ。

 

あまりに気持ち悪くて、何年かぶりに姉にメールを書いた。

長年送ってないアドレスだから有効かどうかわかんなかったけど

「ストーカー(本名)から連絡があった。コイツ気持ち悪い」とだけの短いメール。

 

すると姉から返信があった。

「本当にごめんね、あいつは無視しといてください」とだけの短い返信。

まあ無視しとくから別にいいけどさ。

この時率直な気持ちは「ああ、まだ姉は生きてたんだ」だった。

まだ生きていて、そしてメールにすぐ返信できる環境にはいるんだ。

 

ちなみに奴からのカカオのメッセージはずっと開かずに

ある時カカオをアンインストールする直前に開いてスクショを撮った。

ずっと見ていなかった1件目のメッセージは「こんにちは」だった。

これがまたムカつく。「また連絡差し上げてすみません」とかならともかく

何を当然のように「こんにちは」って挨拶だけなんだ!?

もうこの男、馬鹿過ぎてナルシスト過ぎて大嫌いだ。

 

気持ち悪い連絡をスルーすること半年、また奴から連絡があった。