テレビドラマ感想メモ 2023冬

下剋上球児」 ・・・☆4.9

 

最終回を終えて初回からリピート。

リピートしてみるとそれぞれのキャラの面白さが見えてきた。

そもそも、ドラマをリピートすること自体が珍しい。

 

なんたって、物凄い野球嫌いでここでも散々野球の悪口書いた私が

野球ドラマをリピートすることが凄い。

そして野球嫌いの認識が変わるかも、というほど。

 

「東京MER」同様、子供っぽくて青臭い部分は大きいんだけど

何しろキャストの大半が子供なので、子供っぽさはあまり気にならないんだな。

「東京~」の方が子供っぽ設定があり得なかったりして気持ちが乗れなかった。

 

サントラが良かった。

良い場面であのイントロが流れ、そこから高揚していく感じに熱くなった。

青春ドラマにぴったりだったよ。

 

鈴木亮平が良かった。それはもうとても上手かった。

これから彼の役柄ってこういう役のイメージになっていくのかなと思うけど

孤狼の血」があるから大丈夫だろう。

キャラもそれぞれとても良かった。コヒさんのウザさも良かったw

 

そして最も良かったのが、最終回の構成。

「甲子園に行く」というのは初めからネタバレされていたことだけど

それでも、最終回の決勝試合までドキドキで熱く描かれて

場面は5年後のOB会へ飛び、それぞれの近況を知るという展開で

ホントの最後にサラッとちょっとだけ甲子園での様子を流す。

このラストの構成がなければ☆4.9にはならなかった。

 

だからこそ……。

教員免許偽造なんてクソ設定があったのが惜しくて惜しくて。

南雲先生に何らかの後ろめたい過去(そして一旦去らせる)を作るにしても

偽教師はないだろうよ……。

法的にお咎めなしになってるのがあまりに不自然だろうがよ……。

 

野球ドラマが面白かったので、これまで敬遠してた「ルーキーズ」を観るかね。

地上波では再放送ないだろうからどっかで探さなきゃ。