しんみりと綴る日記

姉の命日。4年が経った。

X氏に近況のLINEを送った。もう彼を解放するべきなんだろうけど

まだ、ウチの両親にとって必要な人物なので

ギリギリの距離を持ちつつこうして縁が切れないよう連絡を続ける。

 

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息子が一人暮らしをすることになった。

言い出したかと思えばあっという間にアパートを契約してきてちょっと驚く。

経済的な面や精神的な面など、諸手を挙げて賛成できないんだけど

20代の男が自立するというんだから応援していきたい。

 

結構安い家賃で便利な場所で、どんなボロアパートかと思いきや

イマドキのめちゃめちゃ可愛いデザインの建物で

中も、収納がいっぱいだわオートロックだわ浴室乾燥ついてるわと

私が住みたいと思うくらい良い部屋!

まさか事故物件?とも思うけど、それでも構わんよなあ。

多分、壁が薄くて近隣の音が丸聞こえなのとアパートまでの道が細いのと

駐車場に停めにくい(絶対何台か溝に落としてるw)のが安価の理由か?

 

ウッキウキで家具やら生活用品やら選ぶ息子を眺めながら

大学進学時とは状況が違うんだし節制せぇよ……とは思うけれど

自分の給料の範囲内だし、新生活を楽しみにしてるとこに水を差したくないので

「いいねーいいねー羨ましいねー凄いねー」を連発して

彼のモチベアップに繋げている。

思えば子どもの頃から、なるべく否定的なことを言わずに

プラスのストロークを投げかけるようにはしていた。

というか、途中で気づいたんだっけな、彼が小4くらいの頃に。

彼に何か言われた時に私が第一声「でも」って言うのは止めようって。

プラスストロークで育児してきて、それはプラスになったのかどうか。

 

家に戻ってきて3年でまた家を出る。3年もいたのかと改めて年月の早さに驚く。

休みが合えば外食したり推しトークを聞いてもらったりしてたので

淋しくなるなーとは思いつつ……。

 

実は、私の生活も息子が家を出ることで相当ラクになるので

私の方もウッキウキしてるのだw

最近は数万ほど家に入れてもらってたけどヤツの食費や生活費は

確実にそれよりオーバーしていたし

これから洗濯物が減るとかトイレが汚れないとか夜中にドアを開ける音がしないとか

息子がいないことのプラス面が多くってw

つか第一は、何時に帰ってくるのかなとか遅いなとか余計な心配しなくて済むこと。

 

まあでも、息子が家を出るのは初めてではない、大学進学時の方が淋しかった。

そして夏休みに息子が帰省すると「めんどくせー」って思ったのも懐かしいw

 

今回の一人暮らしも、しばらくウチと二重生活になってもよし

どうしても無理なら引き上げて戻ってくるもよし

気負わずお気楽に構えてる分、こっちの気持ちもラクなのかも。