流行の推移

「モノが捨てられない性分」な話は過去に何度も書いたが、もういっちょ。

私は洋服を、いや洋服「も」捨てられない。高価な服なんぞ持ってるわけでもなく安物ばっかりなのだが、それでももったいなくて捨てられない。稀に人に譲ったり中古屋に売ったりするものの、自発的に「捨てる」ということをしないため、ウチのクローゼットには私が中学時代から着てる安物の服が詰まっている。その上、私が「捨てない」ということを知っている友人や姉や義妹や母親や姑までもが、捨てようと思っている服を私に押し付けてくるため、そろそろ収納スペースがやばくなってきた。服はもちろん、スカーフやネクタイや、アクセサリーも同様に。

が、この歳になると「流行は巡る」というのを実感する。ジーンズの型の流行は少しずつ変化しながら戻って来たし、母親が若い頃にきていたワンピースやピッタリしたブラウス(シャツっぽいの)はレトロブームで再び陽の目を見た。私が中学時代に着ていたコットン100%ふんわりスカートは、一昨年の夏くらいから大活躍し、10年くらい前に流行ったボレロも久しぶりに引っ張り出した。
まあ、いつまでも着ようと思ったら当時の体型をキープしておかなきゃいけないんだけど・・・それが一番大きな問題だけどな・・・(汗)。

さて、最近新聞で読んだのだが、今年ミラノコレクション辺りで、「ヘアバンド」が復活したらしい。プラスチックのカチューシャではなく、布製で下の部分がゴムになっているもので、私が20歳前後の頃に流行していた。
これは有難い!結んだり留めたりするのは苦手だったり痛かったりでもそのまま髪を下ろしてたらだらしないし・・・という時にもってこいのヘアバンド。お手軽でちょっとしたアクセントになる点も良かった。
カモーン、ヘアバンドブーム!カモーン!!最先端ファッションショーで取り上げられたものが日本で流行して、それが地方まで浸透するまでどのくらいかかるだろう。私が40歳になる前にカモーン!!