東京観劇旅行・昼の観劇

やっぱり小劇場、ロビーは狭い。

パニ障が心配なので極力会場内には入りたくなくギリギリまで待った。

当然、その間何度も何度もトイレに行く。

10分前、さすがにもう席についておかなきゃと意を決して会場へ。

この回、私は中央列の真ん中、普通演劇を観るのにちょうど良い席ではあるが

個人的には大ハズレ席、エスケイプも絶対できない。

というかこの日は撮影カメラが入り、夜は生配信があったので

エスケイプなんて絶対不可能な日だったんだな。

 

座っている人にお詫びを言いつつ前を通って自分の席へ。

 

狭い!!!!!狭すぎる!!!

狭いとは聞いてたけどこんなに座席狭いのか!!

後から知ったんだけど、平坦な5列目くらいまではピッチは広めだけど

傾斜がある席はとんでもなくピッチが狭いんだな。

座席の下に荷物を入れるのも不自由するほどで

足を組むなんて論外、どうかすると膝を抱えるほどの狭さ。

 

しかも!私の隣に太ったオッサンが座っていて(私も太ってるけど)

横幅も狭いのでオッサンと肩がペッタリ触れてるんだ。

あったかいしはっきり言って非常に気持ち悪かったんだけど

オッサン、太ってるとこういうのいつものことなんだろうか。

いや私も太ってるけど隣の人と肩ペッタリってあんま経験ないよ。

それか東京は電車の座席が混んでるから肩ペッタリって慣れてるのか?

それでなくてもめちゃめちゃ窮屈なのに太ったオッサンが隣で

(いや私も太ってるけど)そりゃーもう窮屈で身動き取れない。

 

……と思ったら、パニ障発症ーーーーーーーーーーー!!!!!

会場内はめちゃ暑ではなかったので、暑いとは思わなかった。

だが、窮屈で身動き取れない、ああ苦しいと思ったらもうダメ。

何やってんだ私、今から大好きな哲さんが登場するんだよ、

こんな狭い座席で開演直前に座ってる人どかして退場なんてできるわけない、

これはガマンするしかないガマンガマンガマンガマンガマン。

脈を押さえて頑張ってやり過ごす。

 

そんなパニックの中、開演。

 

舞台の内容についてはまた別の機会に。

 

さて、物語は終盤。

あるキャストが鬱陶しい台詞を言い始めた。

ああこういうの演劇独特だよな、鬱陶しいな退屈だな、

せめて体勢変えてリラックスしたい、でもできないと思い始めたその時。

 

パニ障の大波キターーーーーーーーーーーーーー!!!!

 

何やってんだ私、今まさに哲さんが舞台に立ってて

しかもクライマックスの一番良いシーンの時に!!!!

どうしようどうしよう、身動きすら取れないのに苦しい。

私をここから出して、せめて足を動かして体勢を変えさせてーーーー!!

こんなクライマックスの真っ只中に人を退かせて前を横切るなんてできっこない。

 

クライマックスの一番良いシーンで、まさかのパニック。

そんな、そんなアホな……。

いや哲さんだよ目の前にいるの大好きな哲さんだよこれ観なくてどーすんのと

頑張って我慢してたら、エンディング。

 

というわけで、私のパニック障害は、息苦しい暑いと感じるのと

「狭っ苦しいとこで窮屈でリラックスできないとヤバい」を追加に。