昨日ケンケー音楽隊の定期演奏会を見て思ったこと。
漫才は、ネタ自体はとても面白かった。よく練られてめちゃ面白いネタ。
これだけの面白いネタを考えつくだけでも相当凄いと思う。
お父さんの方はかなり喋り慣れてる?舞台慣れ?話慣れしてる方だろう。
ただ、お母さんの方は声が小さくリアクションが小さかったので
せっかく超おもろいボケを言ってたのにもったいないなという感じ。
某芸人のハルナに似てる、漫才向けのビジュアルを活かしきれてないというか。
まあ、元々ケーカンの奥様というだけの素人だから仕方ないんだけどね。
寸劇は全くの蛇足。
後輩役の人は声が通ってなかなか良かったが、先輩役は声が聞こえにくく
方言が耳障りでどうもいただけなかった。
内容は論外、せっかくパワーポイントを使ってまで説明するのなら
もうちょっと内容を練るとかどうにかすれば良かったのかもしれないが。
まあ、あの場でケーサツネタの寸劇やるのに変な内容にはできないだろうが。
というかそもそも、吹奏楽の演奏会に漫才と寸劇が不要なのだ。
帰宅後ネットを見てみるとケンケー音楽隊の動画は多く上がっており
(ケーサツが動画公開を規制しておらず、アップした人は許可を取ってた)
過去の演奏動画をいくつか見てみたんだけど
演奏曲のレパートリーはたくさんあるんだな。
過去に演奏した曲でも今回また演奏してもらって良かったのになあ。
人材が足りないのかもなあというのは見て取れた。
なんたって3種類の木琴鉄琴が並んでるのを、ひとりの奏者が走り回って
3種類をひとりで叩いていたりと、打楽器は皆さんかけもちして演奏。
とか、フルート吹いてた子が演奏途中で別の楽器に持ち替えて吹いたり。
とはいえ、ステージの出来が悪かったわけではない。
私が「大人が演奏するガチな吹奏楽」でもっと厳かな演奏会だと想像してたが
実際は万人(つかファミリー)向けのエンタテインメントだったというだけ。
ケーサツが広報活動として演奏会するんだからそういうもんだよな。
ガチな吹奏楽ってどこで見られるんだろう。
大人の演奏が聴きたいんだよなあ。