unlimitedで考えた

年に一度くらいのペースでkindle unlimitedに再入会してるなー。

プライムデーか何かで3ヵ月無料になるタイミングが年1とかであるんだろうか。

今年もそれを見つけて再入会。

 

これ入ってしまった時期って目の疲れが酷いよなー。

画面は暗くして利用してるつもりだけど、やっぱ紙の本より目を酷使する。

 

あまり疲れないようにとコミックエッセイの読み流しをしてるんだけど

ある本を読んでて、ちょっと驚いたことが。

 

現代洋子が中年主婦の復職について描いてるコミックエッセイで

現代さん自身、マンガの傍らパートをしてるとか。

お子さんの教育費とかいろいろあるんだろうけど、あれだけ売れてた漫画家が

パートと漫画のかけもちをしてるということに驚いた。

それほど今の出版業界って厳しいんだ。

漫画雑誌が続々と廃刊になって新作を発表する場がない、

過去の作品を電子化して読み放題に出してもたかが知れてるんだろうなあ。

かつて自身のエッセイ漫画で私生活曝け出してたので

ご主人の職業や実家の稼業、ご主人側の実家の稼業まで知っている。

その業界も厳しいのかなあ、なんて考えた。

 

5年くらい前か、村山由佳さんの講演を聞いた時

「今の小説家は本当に大変で気の毒だ、自分の時代はまだ恵まれていた」

とおっしゃっていた。

だよなあ、20世紀はまだ小説雑誌を買って読む人は一定数いたけど

現代は小説読んでる人って、特に若者はあまりお目にかかれない。

若者は小説どころか漫画からも離れてるみたいだし。

何か読むくらいならゲームに時間を割くんだろうな。

 

出版物が無くなるって、夢も希望も無くなるよな。

今の若者は漫画化目指しても小説家目指しても

それを発表する場すら超絶狭き門。

んじゃpixivで公開して承認欲求を満たす、って感じなんだろうか。