スポーツ選手の傲り

あるスポーツの世界大会?大きな大会が近づいているようで

宣伝番組の中で、主力選手が視聴者に向けてこう言っていた。

 

「寿命を縮める思いで見てください」

 

若い子の発言にいちいち目くじら立てることも無いんだろうけど

本人は上手いこと言ったつもりなんだろうけど、これはなあ。

ドキドキしますよ楽しい試合ですよ是非観戦してねと言いたいんだろうが

「寿命を縮めろ」って相応しい言葉ではないわな。

あなたが試合で寿命が縮まる思いをするのはまあわかるけど

他人、視聴者、応援してくれる人に向かって言うってのがちょっとねえ。

 

あと、最近オリンピック選手のインタビューなどでよく耳にする

「感動を与えたい」というフレーズも苦手だ。

与えるとか、何様やねんと思ってしまう。

感動するかどうかは見る人受け取る人が決めるものであって

与えられるものではないし、ましてや「人に与えます」って

自分で言うのは変だよな。

素直に「応援よろしくお願いします」と言ってくれたらいいのに。

 

私はスポーツ観戦があまり好きではない。

ただ、私は好きではないがそれを好きと思うのは個々の自由だし

それで感動したりワクワクドキドキするのも自由なので

スポーツ観戦自体を否定はしない。

 

でも「スポーツ観戦して感動して当たり前」ってのはなあ。

オリンピックやサッカーワールドカップの時期など

「なんで観てないん!?」なんて言われることがあるけど

逆に、なんで観なきゃいけないのかと問いたいわ。

 

そういや私はスポーツすること自体は大好きなのに

スポーツ観戦に興味が無いのは何故だろう。

 

・親戚にスポーツ選手がいてスポーツ至上主義に嫌気が差してた

・うるさいのが苦手

・単にやりたいことの優先順位の違い、スポーツ観戦より読書していたい

・赤の他人が勝ったから負けたから、それがどうした?と思ってしまう

・オリンピックは特に「日本がメダル何個!?」ってノリが嫌い

 良いプレイをするなら日本選手でも外国選手もアリじゃん

・オリンピックを目指して努力することは素晴らしいことだと思うけれども

 正直私は、子どもは教育(学業)が優先されて欲しいと思う

 学業そっちのけでスポーツ優先することに否定的

・スポーツは、結局カネの掛けようだと思う

 

こんなとこか。