「見なきゃいけない」「当然見るもの」なのか

オリンピック開催中、「カーリング見てる?」と聞かれて見てないと答えると

「なんで見てないの!?」みたいな反応をされた。

むしろ私にとっては「なんで見なきゃいけないの?」と問いたい。

 

決してカーリングがつまんないという意味ではない。

オリンピックやってるのになんで見ないのか、見るのが当然だという風潮が疑問だ。

見ようが見まいが個人の勝手なのに「全国民が見て応援するもの」みたいな。

サッカーワールドカップも似た感じだな。

見てないというと「なんで!?」と反応されるが

なんでと聞きたいのはこっちだよ。

 

オリンピックは連日ニュースで「日本がメダル何個!」とやってるのが好きでない。

「メダル」って言い方が俗物的だよな。

「3位入賞」でいいじゃんか、更に言えば4位入賞や8位入賞もカウントしないの?

 

日本の選手に限らず、外国選手でも素晴らしい競技パフォーマンスがあるのに

日本!日本勝て!!という空気がなあ。

良いパフォーマンスをした選手はどこの国だろうが賞賛に値する。

好きなチームが海外のどこかの国という日本人もいるだろう。

なのに躍起になって日本!日本メダル!!って

この時だけ愛国心を取ってつけるような感じ。

 

あと、よく知らないけど東京と北京は

コロナ禍で参加しなかった、出来なかった選手っているんじゃないだろうか。

そんな中でも日本がメダル何個!ってそんなに意味があるんだろうか?

 

オリンピック自体や頑張ってる選手を全否定しているのではない。

「オリンピックやってるなら見るのが当然、日本メダル何個!」

みたいなのが苦手なのだ。

 

あーでもあとひとつ。

選手がインタビューで「応援よろしくお願いします」って言うのは好感だけど

「感動を与えたい」って言う人は何様かと思う。