聴いてみたい聴いてみたいとずっと思っていながら、ネットで入手出来ることにようやく気づいた。早く気づけよ、私。
初めて聴いた第一印象は、「想像してたよりもずっと正統派美声なんだー」ということだった。正直、それまでのイメージからもっとダミ声を想像していた（ごめんなさいごめんなさい）。スーッと伸びるような、本当に美しいトーンの声が心地良く身体の中に入ってくる感じ。息子も一度聴いただけで身体の中に流れ込んできたらしく、気がつくと「よーーーがんよーーがーん」と鼻歌を唄っている。
私は音楽の事は全然わからないのだが、ロックとかパンクとかフォークとか、そういう枠に囚われない、独自の世界、独自の音楽なのだろうか。「音楽には意味もメッセージもいらないんだ」とはご本人のお言葉だが、そういった「自由」がバリバリ伝わってくる。
それから、今更ながら改めて感じたのは、曲の歌詞にしろ映画のレビューにしろ、文章が上手いとか凄いってのは、もう文章センスの問題なんだろうなーということ。聴かせて、人を惹きつけて、心に何かを焼きつける歌詞を書けるかって、センスがあるかないか、もしくはそのセンスが自分と合うか合わないかなんだろう。←何を言ってるのか全然わからん文になってしまった。こうやって言いたい事のひとつもまとめる文章力の無い自分が哀しくなるほど、歌詞が素晴らしかったということだ。私は特に『アルバイト』の歌詞がお気に入りなのだが、よりにもよってこの曲を最後に持ってくるセンスが大好きだ。
歌詞が載ってるサイトや歌詞の解説のページなど、直リンク張っていいものかどうか判らないので、適当に探って下さい（笑）。
先日のシネスケ山口オフ会の際、駅からファミレスへ私の車で移動した時に、このＣＤをかけていた。私は遠方のオフ会に電話をかけて電話参加したりWebカメラでの映像参加を目論んだりしているが、こういう場合は「口石氏山口オフに歌参加」になるんだろうか。
