女子高くわっ!ミ,,゜Д゜ミ

↑うーん、ここで「くわっ!」の例の顔文字が欲しいところだ。(と書いたら顔文字戴いたのでコピペ。わーい)

私の母校は女子高だったけれど、正式に「女子高」と定義されていたのではなく、単に男子が来なかったため、世間からは女子高だと思われていたらしい。一応男子トイレもあったのに。私が入学する数年前のある年、3人の男子生徒がこの高校を受験し、そのうち1人が合格したが、その合格した男子は結局入学を蹴ったという逸話が残っている。そんな母校も、数年前から本格的な共学になったらしい。それはそれで、ちょっと淋しい気もする。

そんなエセ女子高で、世間一般がイメージするほど「くわっ!」な出来事も無かったように思うのだが、やはり「女性であること」はかなり大事に守られていたかもしれない。

「将来母となる体を冷やしてはいけないから」と、市内の高校で唯一冬場は各教室にストーブが設置されていたし(←つーか、共学でも女子いるのになあ・・・)、冷やしてはいけない冷やしてはいけないと、スカートの下にブルマーを穿くようにと強要されていた。まあ、こればっかりは「抜き打ち検査」とか言ってスカートめくって調べるわけにもいかなかったらしく、実際守られていたかどうか知らないけど。また、朝のホームルームで、連絡事項として「明日は内科検診があるので、全員ブラジャーを着用してくるように」と、独身男性教師までが言わされていたのも、女子高ならではと言えるかもしれない。
学期末の終業式では必ず、校長が



「車は走る密室だから絶対に乗ってはいけない!」


と訴えていた。今思い出しても、この台詞はなかなかの名言だと思う。

そして女子高という環境では、大胆な性教育が出来るというメリットがあった。

真面目な生徒ばかりの高校で、処女率は異常なまでに高かったと思うのだが、保健の先生は女性を守るべく執念を燃やしていたかのように、当時としてはかなりオープンな性教育が行われていた。

入学早々「これがコンドーム。こうやって使います」「これがペッサリー」「これがリング」「これが(避妊用)ゼリー」と現物を掲げて細かく説明し、その現物をそれぞれ生徒の席へ回す。うわーん、ばーじんなのにコンドーム触っちゃったよ〜(←と言っても袋に入った状態でだけど)。ばーじんなのにコンドームの正しい装着法を細かく知っちゃったよ〜。いざと言う時「ほら、先っぽの空気が」とかうっかり言っちゃったらどうしよう〜。

また、私のクラスでは見ていないが、他のクラスでは出産ビデオも見せられたらしい。それはもう、相当なショックだったらしい。今考えてみると、子供が出てくる場面なんて産んでる本人も見ることはないんだから意味があったのかどうか。どうせなら男子学生にこそ見せるべきなのでは。

・・・というわけで、私がエロい、じゃなかった耳年増なのは、高校時代に培われたものなのだ。