不登校Youtuberの子について

ネットニュースで不登校Youtuberの子が中学に登校したと読んだ。

 

申し訳ないけど、素直に「良かったね楽しんでね」とは思えんのよなあ。

なぜなら、彼の犯した罪は消えないから。

15歳の少年に「罪」なんて言うとひどいかもしれないし、

本当の罪人は彼の親だけど。

 

彼(と彼の両親)が犯した罪、それは「同級生を傷つけた」ということ。

 

詳しいことは知らないのだが、彼は小3くらいの時に

宿題をしなかったことを怒られたのを機に不登校になり

学校に通う同級生をロボット呼ばわりで馬鹿にして

小学校の卒業証書を破るパフォーマンス動画をアップしていたと記憶している。

この動画、真面目に学校に通っていた彼の同級生はどう思っただろう?

親御さんもな。

卒業証書を受け取った子供に小学校6年間頑張ったね、って褒めてあげるとこなのに

それを破ってる動画とか、同級生の親御さんやお子さんの立場ないわな。

 

ロボット呼ばわりしたことを、同級生に謝ったんだろうか。

謝らずに受験間近のデリケートな時期に学校に行って

給食が美味しかっただの気になる女子がいるだの騒がれても迷惑なだけでは……。

つか彼が気になってるという女子だって

もしかしたら小学時代、彼の言動に傷つけられたかもしれんのに。

 

「なぜ宿題をしなければならないか」

答えは人によって千差万別だろうけど、私は

 

1.家庭学習のクセ(習慣)をつけるため

2.復習は大事だから

 

と考える。

 

まず1.について。

言わずもがな、中学高校その後と進むにつれ家庭学習は必要となる。

小学生低学年ではまだ自主学習で何をやって良いかわからないから

宿題という形で、家で机に向かって学習する習慣を作る。

学生時代の受験やテストだけではない、大人になってからも

資格取得とか趣味で語学取得などで机に向かって学習する機会がある。

つか、子供の頃に宿題する習慣が無かったなら

大人になって学ぶため机に向かうことはしない、できないだろうけどな。

 

2.について。

ある程度真面目に学業を積んだ人が通う学校ならば

予習は「当たり前にするもの」となっている。

宿題と言われなくても事前に英単語の意味調べるとか当然するもの。

(低偏差値校だと事情は知らない、あくまで普通レベル以上の学校の話)

予習が家庭での自主学習のメインとなってくると

意外と、復習が疎かになってしまうのだ。

なので宿題という形でその日学んだことを家で改めるというのは

とても重要だと思う。あくまで自分の経験でだが、復習は結構大事だ。

 

この子はこの先、どうするのかなあ。

義務教育が終わると言っちゃ悪いがユーチューバとして賞味期限切れちゃうし

ロボットに交じって高校に進学して通うのかそれとも他の道を探すのか。

どうでもいいけど、言動にはくれぐれも気をつけろと思う。

デジタルタトゥーというのはなかなか消えないだろうね。

 

悪いのは本人じゃなくて親だけどね。←大事なことなので2度言う