「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」評の続き。
うーん、まあまあ。
決して悪くないけど飛び抜けて良いわけではない、ホントにまあまあ。
世間の評価「後味が悪い」というのは特に気にならない。
奈緒はまあまあ良かった。
「ものぐさ太郎」/荒川良々 ・・・☆4
面白かったんだけど、有名声優に何役も演じさせたのは悪手。
声優だけが悪目立ちしすぎた。
「凍った時間」/村上淳 ・・・☆5
素晴らしい!歴代2番目に好き(一番は当然「薄暗い~」)。
革命家の演説や狙撃シーンに迫力が無いのはちょっと残念だけど
でも、村上淳は本当に素晴らしかった。
「夜と酒と」/竹原ピストル ・・・☆3.5
悪くないんだけど、私はもうちょっと幻想的な話が好みだからねえ。
点数は単に好みの問題。
「ずれ」/若葉竜也 ・・・☆3
シューターが登場するのが遅すぎてテンポが悪いのと
女優は何も悪くないのにボクサーマシンに殴られる意味がわからない。
あと、やっぱり幻想的でない作品はあまり好みでない。
不思議とこの作品は、過去にないほど長く感じた。
「まだ終わらないの?」と思ったのは初めてかも。
さあ、これから名作「鍵」と
物凄く正直なところ、「逃走の道」をピークに、以降は息切れ感が見える。
更に言えば「白い服~」以降、あんま面白くないような。
「これなら世にも奇妙の方が良くね?」とも思うものも。
玉山さんと田中さん(哲ではないのが残念だ)に期待。