親孝行県北ドライブ その2

明日は角島へ行くよ、と計画した前日の夜。

テレビで、火野正平が自転車で全国を旅するという番組の再放送をやってて

ちょうど、角島へ行くという回だった。

なんというタイムリーな。

ただこの番組は地元の人々との交流や火野さんのドタバタがメインのようで

角島の美しさにはそれほど触れられていなかった。

 

さて、ウチから角島までは県西部をナナメに突っ切るルートと

県北まで北上し、西へ向かうルートがある。

北上ルートなら今山口県で一番ホットな観光スポット

「元乃隅稲成神社」に寄れるので、そっちをチョイス。

 

火曜日の朝9時15分、家を出発。

中国道が工事していて片道一車線で走りにくくなっており

高速道路(特に中国道のグネグネ)が苦手な私、焦る。

美祢インターから降り、長門を目指す。

この辺りは父は仕事で何度も訪れたようで、美祢の道に詳しい。

 

長門へ入り、元の隅を目指す。

昔は国道から道を逸れたら少しわかりにくかったが

今は観光スポット化してあちこちに道案内看板が立っている。

それを見ながら辿り着けるかなあと思っていると

国道を逸れた瞬間、佐賀ナンバーの大型バスが私の車の前にあった。

おおー、このバスも元の隅行きだな。

コイツについていけば絶対迷わない。

 

元の隅の駐車場(やけに整備された立派な駐車場)に着くと

大型バスが3台並んでいた。

平日なのに!こんな「単なる鳥居」に大型バス3台!!!

さすが一番ホットなスポットだな。

 

昔はこの鳥居の上部に賽銭箱があり

「日本一高い場所にある賽銭箱」と紹介されていたが

画像左上付近に移動されていた。

訪問客が激増なので中央の鳥居にあると激混みしたんだろう。

 

「単なる鳥居」と言ってしまえばそれまでだが。

 

母は足が悪いため、鳥居をくぐって下に降りるのはパス。

 

観光客と話した父が間違った情報を聞いてしまったようで

竜宮の潮吹きはここではないとか言い出し、

まあいいかとそのまま元の隅を後にする。

 

「平日なのに大型観光バス3台」が一番ツボった、元乃隅稲成神社。