今日は4年1組へ。先日図書館で絵本を大量に仕入れ、どれを読もうか迷ったので、今日は5冊持って行き、その中でどれを聴きたいか子供達に選んでもらった。
子供達が選んでくれたのはこの2冊。

ぼくがいっぱい (カラフルえほん)

ぼくがいっぱい (カラフルえほん)

宿題に歯医者に犬の散歩にと、ぼくはいろんな用事があって大変だ。ぼくがたくさんいればいいのになーと思っていると、本当にぼくがたくさん出てきて・・・。というお話。大勢のぼくの台詞で話が進んでいくので、朗読というより寸劇のようになってしまった。4年生には少し子供っぽい本かもしれないが、楽しんでもらえたようだ。

新装版 さばくの きょうりゅう (講談社の創作絵本)

新装版 さばくの きょうりゅう (講談社の創作絵本)

恐竜は長い間、争いばかりする人間達を見つめてきて・・・というお話。話もやや物悲しくて気に入ったのだが、それ以上にダイナミックな絵が素晴らしい。作者紹介欄を見てみると、康禹鉉氏は韓国のイラストレーターで、この「砂漠の恐竜」は日本の絵本原画コンクールで大賞を受賞しているそうな。受賞作品を加筆しまとめたものが本書で、第20回講談社出版文化賞絵本賞受賞作とのこと。納得。

子供達の第六感で選んでもらった絵本は、なかなか良いチョイスだった。これからもこの手でいこ。