今年のGW

ここからはかなり愚痴っぽいと思ふ。書こうかどうか迷ったけど私の日記だから許してケロ。

今年のGWは、義父の三回忌が執り行われた。主人方の親戚が大勢集まる場というのは、嫁はいろいろ気を遣って大変だ。この日もやっぱり大変だった。

お料理を出しておじ様達にだいぶお酒が入ってくると、やっぱり始まった。標的は私だ。「ダリ之助が一人っ子なのはかわいそう」攻撃だ。

この場に限らず近年あちこちで言われ続けている事なのだが、ここに書くのはアレだが、二度目の妊娠を流産(正確には稽留流産だけど)してしまった私にとって、二人目攻撃をしつこくされるのは結構辛いのだ。

この日も延々ニ時間、一人っ子じゃダメだ、(一人目と二人目の)間を離すと良くない、なぜ産まなかったんだ、と親戚一同から責められ続けた。

「一人っ子がかわいそう」とは確かに私も思う。子供の少ない地域、公園に遊びに行っても一人で遊ぶ息子、家で私の手が離せない時などブツブツ独り言を言いながら一人でお絵かきする息子を見ながら、かわいそうだと常々思っている。将来助け合える兄弟がいないってのも。

しかし「なぜ産まなかったんだ」って言われても・・・「流産しました」なんて言えないじゃん。ダリ之助を心配して下さる親戚の皆様には申し訳ないが、こればっかりはどうしようもないんだよう。

これから子供を望もうにも、来年50歳になる主人。これから生まれてくる子供が小学校を卒業する前に主人が定年となると、確実に子供が成人するまで経済面で責任を持てるかと考えた時、絶対安心だとは言い切れない。しかもその時ダリ之助は15歳。この子すら微妙だ。

そして、一番腹を立てているのは、こういった子供を産む産まない産めないという話は「いつも女性が言われる」ということだ。

私のケースだけでなく、例えば子供を持たない家庭、また跡取に男の子を産めと言われている家庭。「早く産め」「もっと産め」「なぜ産まない」「女腹」と言われるのは常に女性の側である。言うまでもなく赤ちゃんって男女間に授かるものだし、「女腹」とか言われても、そんなもん腹じゃなくて染色体の問題なのではないか。
 
我が家の場合、なぜ私ばかり言われ続けるのかということに関しては、50前の男に「子供を作れ」と言うよりは、33の女に「子供を産め」って言う方が容易いんだろうなと、無理矢理自分を納得させた。