マルチタスクというほどでもない

去年か一昨年だったか、母とちょっとした計画を立てようと持ちかけたところ

「今月末に町内会の草取りがあってそれが終わるまで何も考えられない」と言われた。

なんでそのくらい、年取ってマルチタスクが苦手になるとこうなるのかと思った。

 

するとどうも私も似た傾向が出てきたようで

先月の東京行が終わるまで、友人との飲み会の日程調整すらしたくなくて逃げた。

そして東京行が終わってからきっちりと日程調整。

たかが日程を決めるだけだから東京関係ないのに、考えたくなかったんだな。

やってしまえばあっさりと決まるものなのにね。

 

それとはちょっと違うのかもしれないが、先週、何も予定無い平日2連休があった。

何も予定がないことが嬉しい、しかも平日だ。

初日、何もしないことを楽しんで掃除したり料理したり、そして

夕方ウッキウキでウォーキングから帰ってくると、テーブルの上に資料が。

どうやら私の留守中、主人が町内会の集金を頼まれたらしい。

なんかもう猛烈に腹が立った、せっかくの連休に集金という用事に縛られることが。

今の住人は皆さんマトモなので集金はすぐに集まるので数時間のことなのだが

なんだろう、なぜか腹が立って腹が立って。

今年度の班長が新しい住人でまだ不慣れなため、仕方なく私が名簿作ったり

そういう作業をしなきゃならないのにも腹が立った。

 

翌日、結局名簿作って集金を集めて班長の元へ持って行ったのだが

そもそも不慣れな班長が間違って、本来他の人が当番のはずなのに

間違えて私のウチへ資料を持ってきてしまっていたそうな。

終わってみれば全然いいのよ、ほんの数時間集金に回るくらい。

なのに急な用事が入ったことになんであんな腹立てたんだろうね?

 

「用事がある」ということがどうも鬱陶しくなってきた。

先述の友人との飲み会も、あまりに誘いがうるさいので一度くらい仕方ないと

逃げ回ってたけど最終的に渋々受けたようなものだ。

今後、韓国語講座で毎週木曜の夜に拘束されるのもちょっと鬱陶しい。

「近日中に銀行行かなきゃ」程度でさえ鬱陶しいと感じるようになった。

 

子どもが小さい頃に関わってたママ友の中には

「暇が嫌い!」と言って無理矢理にでも毎日午前午後と予定を詰め込む人がいた。

それも複数人。

私は無理だな、昔はともかく今はもう無理だ、母の気持ちがよくわかる。