「美スタイル」/ 西尾真由美

ネタにしたいのでmixiの和書レビューでなくこっちに書いてみる。

女性の美意識向上を提案するという趣旨の本。こういった本はありがちなのだが、「色」に関する項目でなんじゃこれと思ってしまった。
下着の色選びに関する記述。

人間が認識できる色の数は750〜1千万色だとか……。
(中略)色によるヒーリング効果なども実証されています。
その上、最近では色は皮膚からも吸収感知されることが解明され、
身体に作用することもわかっていています。
特に下着は肌に密着する時間が長いアイテムですので
その色選びでボディへの影響が変わってきます。

「色」というものが身体や精神に影響するというのは判るんだけど、「皮膚からも吸収」って何だ?そうなのか?本当に「色」が皮膚を通って身体の内部に吸収されるん!?

で、その下着の色がどのように作用されるのか。

・若返りの下着      ・・・ ピンク(コーラルピンク)
・老ける(老化促進)下着 ・・・ 黒
・体型が崩れやすい下着  ・・・ ベージュ(ババ色)、肌色
・身体を冷やす下着    ・・・ ブルー系
・身体を温める下着    ・・・ 赤系
・体調を整える下着    ・・・ 白
・便秘解消の下着     ・・・ 黄色

ふむふむ。夏場など薄着の時期は下着が透けないようババ色(←しかしこの「ババ色」って表現もおもろいな)の下着をつけるのは女性の間では常識だと思っていたが、ババ色は老化促進するんだと。皮膚から吸収されて老けるんだよ(笑)。

そして、体調に合わせて下着の色を選ぶと良いそうな。

・風邪気味の時は白
 白は自律神経を活発にしてくれる色。また、太陽光線に一番近い色。
 人間の健康の源は太陽光線なので。

・頭痛や炎症には緑
 緑は植物の色。光合成をしてエネルギーを作り出す色。

・低血圧には赤
 一番エネルギーが強いのが赤。

・便秘には黄色
 運動神経を活発にし、筋肉にエネルギーを与える色。

・下痢には寒色系
 腸の働きを抑える効果。ただし体温を下げる効果もあるので
 青でまとめたトイレに長居は禁物。

・肩こりにはパステルカラー
 筋肉をリラックスさせる色が効果的。ベージュやパステルトーンなど。

私は前世バッタかと思うほど緑の服を好むのだが、緑のぱんつなんて滅多に売ってないぞ。それに私は偏頭痛持ちで低血圧でベンピーで肩こり酷いのだが、そういう場合は何色のぱんつ穿けばいいんだろ。つーか肩こりにベージュって、ババ色は老化促進だからダメなんじゃなかったっけ。