1-1へ。今まで私が好んで読んでいたのはストーリーに抑揚のある物語系の絵本が多いのだが、今回は趣向を変えて、低学年でも判りやすい言葉遊びっぽいものやショート的な絵本を読んでみた。

ぎゅうぎゅうかぞく (ひまわりえほんシリーズ)

ぎゅうぎゅうかぞく (ひまわりえほんシリーズ)

としおくんちの前でとしおくんに声をかけたら、としおくんのお母さんがいておじさんがいてお父さんがいておじいちゃんがいてお兄ちゃんがいて・・・と続くお話。繰り返しになる読み口も温かいタッチでインパクトがある絵も楽しめる。

カメレオンはどこ?

カメレオンはどこ?

春になって冬眠から目覚めたカメレオンをいろんな動物が狙うが、誰もカメレオンを見つけられない・・・というお話。個人的にはもっとたくさん動物が出てきて長くてクドくても良いと思うのだが、短い話だからこそ今回チョイス出来たという部分もある。

今まで慣れている物語調なら山場を特に強く読んだりラストをゆっくり目の口調にしてみたりと工夫がしやすいのだが、単調な繰り返し系のものだと感情の込め方がちょっと難しいと知った。これからの課題だ。