小倉ブリリアント旅行 VOL.6

普通演劇の上演前って、演者さんは楽屋で待ってると思うじゃない。

それが開演前に主役(まあ一人芝居だけど)が観客の間をウロウロして

フレンドリーに喋りながら何かを手渡したりして回るって初めて見たよ。

というか有名ゲーノー人がこんなフレンドリーに喋ってる姿自体初めてかも。

 

このお芝居は、観客参加型。

サトーさんは仰った。

「無理強いはしません、でも迷ってるなら是非手を挙げてください、

 参加されたらきっと良い記念になります」と。

 

そして参加したいと挙手した人を選んでカードを手渡す。

私は最初どっちでも良かったんだけど、サトーさんがそう仰るならと手を挙げた。

しかし残念ながら私にはカードは手渡されなかった。

 

後から思うに、劇の進行次第で、四方八方から声が上がると良い場面があったり

この言葉はお子さんの声とか、いろいろ演出を考えられていたようだ。

そしてサトーさんが観客の誰かと長いこと話したりして

準備に時間がかかっているようで、開演時間は結構押した。

 

サトーさんがいろいろな説明を終え、パッ!と芝居に突入した。

全然違和感が無かった。

 

さて結論から言うと、私はこのお芝居に参加することができた。

詳しく書くと観た人に特定されちゃうのでハッキリは書かないけど

カードを渡されてないけど参加できたパターン。

 

サトーさんが仰った通りだ。参加しなくてもめちゃ面白かったけど

参加したことでとても良い記念に、思い出になったよ。

 

いないと思うけど、もし検索などでここに辿り着いて

舞台に行く予定でどうにか参加したいと思ってる方がいるならば

 

・ペンと、本と、秒針のついた腕時計を持って行くべし!

・持ちやすいちょっと大きめのカバンで行くべし!

・脱ぎやすい靴に靴下履きで行くべし!靴下履いてることが見えるファッション

 (ロングスカートとかスカンツとか)なら尚良し。

・もしかするとマスク外した方が重要な役を振られる可能性が大きいかも。

・当然だけど、手を挙げて大きな声で「ハイッ!」と返事すべし。

 最初のカード渡されるとこじゃなくて、劇中にもチャンスはある!

 

いやーそれにしても面白かった、つかホントに楽しかった。

テレビ見ようが落語聞こうが絶対笑わない私が、この劇はゲラゲラ笑ったよ。

もしかして仕込みかってくらい上手な参加者さんがいらっしゃったけど

仕込みじゃなくて一般の観客だよな?

なんか皆さん面白いし一体感があるし、本当に素晴らしい舞台だった。