通ってる韓国語講座で、韓国語弁論大会の紹介があった。
秋に開催されるこの大会にこのクラスからも誰か出場しないかと。
ほお、弁論か。
私の数少ない得意なことに「スピーチ」がある。
人前でスピーチするのが物凄く得意だ。
話すスピード、発音、声の張り。誰よりも堂々とスピーチをこなす自信がある。
スピーチ原稿を考えるのも得意だ。誰よりも感動的な文を考える自信がある。
そして私には、韓国語弁論大会で喋るだけのネタがある。
ただし同業者が出場していなければの話だが。
出場者が原稿を考えたのを先生が翻訳してくれて
それを読んだ音声を録音してくれて
大会まで練習をみっちりしっかり面倒を見てくれるらしい。
……というわけで、なんなら出場してもいいかなとチラッと考えたんだけど。
一番の問題は「一切興味がない」なんだな。
これが英語とかドイツ語なら大喜びして名乗りを上げてワックワクで原稿考えるけど
韓国語のためにそこまでするのもなー、うーん、と。
それに今の私の韓国語レベルだと、弁論大会会場に足を運んで皆さんのを聞いても
内容一切まるっきり全然わかんないという。
自分のスピーチだけ丸暗記しても他の方が何話してるかさっぱりわかんないなら
自分にとってプラスになるとは思えない。
と、秋の大会までそのプレッシャーと戦い続けるのも
韓国語のためにそこまで……という気持ちがある。
それに主人が大の嫌韓なので家で練習できないし
私がチマチョゴリ着たら絶対激怒されるよなーとか。
話を聞いた昨日の時点ではちょっと興味はあったんだけど
一夜明けると少し冷静になり「そこまでしなくても」という気持ちが芽生える。
悪い話ではないんだけどね、でも「ただの丸暗記」にあまり意味も無いような気が。