映画館の思ひ出 その4

最近の映画館って立ち見はOKなのだろうか。私が普段行くシネコンは満席の時は入場できないのだが、昔ながらの古い劇場だと立ち見もアリなのかな?

一度だけ立ち見で鑑賞した事がある。チェッカーズ主演の『Song For U.S.A.』と玉置浩二主演『プルシアンブルーの肖像』の2本立て。

高校1年の時だったと思う。この作品は土・日の2日間のみの特別興行だった。当時はチェッカーズと安全地帯の人気全盛期。実はあまりこれらの映画に興味無かったのだが、チェッカーズファンと安全地帯ファンの友達に引っ張られるように、土曜日の放課後に観に行った。さすがチェッカーズ、市内の女子中学生や女子高生が皆集まったんじゃないかと思うくらい劇場は混雑していた。席は空いておらず、ジュースを片手にヤレヤレと壁にもたれて観始めたところ・・・。

思いの外、良かった!『Song For〜』も(チェッカーズのメンバーの演技は置いといて)涙ウルウルの温かいストーリーだったし、『プルシアンブルー〜』に至ってはゾクゾクのバクバクの衝撃。玉置さんも素晴らしく、上質のスリラー作品だった。
併せて3時間以上に及んだが、立っている事も忘れて映画に没頭した。
CinemaScapeが停止してて見られないけど、2本共コメント件数は少ないけど平均点は高かった覚えが。

今、立ち見と言われるとどうかな?オバサンは座り込んでしまうかも・・・。