mixi日記より転載・彼と言葉を交わした夜

さっきのエントリに書いた、mixi日記の保存。

こないだS南映画祭のことも思い出したので

まずはこれを保存がてら。

引用としてコピペしたらいいか?

 

彼と言葉を交わした夜・その1


2010年11月27日23:52友人まで公開


今回の日記は、かつて心から愛した男性と
今日初めて言葉を交わしたという話である。

残念ながら、耳タコのアーノルドさんではない。

石橋凌さん。
ここ(mixi)にはあまり書いたことが無かったが
一時はアーノルドさんと同じくらい心酔し
魂をこがした相手だ。

県内で開催される周南映画祭のイベントで
凌さん&カメラマンの渡邉俊夫さんによる
トークショーが行われると知った。
正直、凌さんのARB脱退以降
彼のことはどうでも良くなりつつあったのだが(笑)
イベント開催日は私の40歳の誕生日イブイブ。
30代最後の記念として、かつて愛した人に逢いに行こうと決心した。
彼の姿をナマで見るのは
私が最後に行ったARBライブ以来、7年ぶりになるだろうか。

夕方、周南到着。
トークショーは20時スタートなのだが
とりあえず会場を探しに歩いた。
途中、道案内係員のお姉さんがいらっしゃったので道を尋ねると
親切にも会場付近まで一緒に歩いて案内してくださった。
歩きながらお姉さんに、整理券配布とかあるのかと訊いてみたところ
整理券は無いけど、トークショー直前に会場で上映される
ア・ホーマンス」から入場すれば
そのままトークショーという流れになるから
確実に座れるよ、と教えてくださった。

ああラッキー♪良いこと聞いた。
これから3時間もどこかで時間潰したり
並んで待ったりするよりは
1200円払って映画観ながら座って待てる方が良い。
実は「ア・ホーマンス」はあまり好きではないのだが(笑)
まあいいや、スクリーンで観れば感想も違うかも。

17時半、「ア・ホーマンス」開場とともにダッシュで入場。
一番前ド真ん中の席にありついた。
上映後、真ん前かぶりつきで凌さんが見られるんだ。

そして、映画を鑑賞。
やっぱり再見しても面白くない(ゴメン)……(笑)

上映終了後、スタッフがバタバタと準備を始めた。
ステージ上にはパイプ椅子(←ひでー(笑))が
3つ並べられ、ミネラルウォーターのペットボトルが
床に直接置かれた(←ひでー)。

やがて司会者が登場、
続いて渡邉氏が登場。

そして遂に、凌さんがステージに呼ばれた……。

長くなったので続きは次のエントリで。

 

彼と言葉を交わした夜・その2


2010年11月28日00:24友人まで公開

 


前回のエントリの続き。

シックなスーツに身を包んだ、石橋凌さん登場。
ステージ上の凌さんと最前列私との距離、約3m。

ああ久しぶり。
さすがに7年ぶりだとちょっと老けたかな?(ゴメン)
というかさっきまで27才くらいの凌さんをスクリーンで観てたから
今現在のお姿を老けたと感じるのも無理ないか。

トークの内容は、主に松田優作さんとの思い出や
凌さんの俳優としての軌跡など。
ファンなら皆知ってるような話だった。

あっという間の1時間が過ぎようとする頃、
「観客の皆さんから凌さんへ質問がありましたらどうぞ」
との司会者のお言葉。

え?ええ??えええ???
ここで質問したら、合法的?に凌さんと喋れるってことじゃん!

……と思った瞬間、質問内容も頭に浮かばないうちに
衝動的に私は手を挙げていた。

司会者が、私を指した。

立ち上がった私の姿を、凌さんの瞳が真っ直ぐ捉える。

凌さん凌さん、私だよ。
12年前貴方がARBを復活させた時
便箋10枚にもわたる手紙を出して貴方が返事をくれた、
その後もライブやアルバム発売の度に長文ファンレターを書いて出した、
松山のライブハウスで腕を絡めた、
広島のライブでタオルを渡して投げ返してくれた、
あれが、今ここに立ってる私なんだよ。

……と、そんなことこの場で言えるわけがないので
咄嗟に思いついた、単純な質問を投げかけた。
単純でミーハーな質問にもかかわらず
凌さんはきちんと答えてくださった。

凌さんが私の目を見て、私の言葉を聴いて
私に言葉を返してくれた。
この間、およそ20秒くらいだっただろうか。

まあ、単純ミーハーな質問ではあったけど
その後、明らかにコアファンと思われる兄ちゃんたちから
小難しい質問を投げかけられてたので
私の質問は、それなりに場に適したものだったかなあと思う。

彼と直接言葉を交わしただなんて
12年前には思いもよらなかったことだ。
こんな日が来るとは、未来なんてわからないものだ。

凌さんは今後、シンガーとして
ステージに立つことがあるかもしれないと言ってたけれど
それがARBでない以上、私は観に行くことは無いだろう。
だから、今日で逢う(ナマで見る)のは最後となる。

最後に、言葉を交わせて良かった。
私の30代最後の最後で、こんな素敵な想い出が出来て良かった。

彼のARB脱退で数年間、かなりモヤモヤしていたのだが
すっかり昇華された気分。
これからは穏やかな気持ちで
彼の映画を観て、彼の音楽を聴けそうだ。


……そんなわけで、40代の目標。

「アーノルドさんに逢う」

 

40代の目標は達成できなかったなー。

ちなみにこの時のコメントで、ボディビル経験者の方から

「いや・・アーノルドさんに会うことなら そんなに難しくない

 ・・・ような気がする(根拠なし」

とのコメントをいただいている。

この方は「根拠なし」とは書かれているが

ワールドジム関係のイベントでアーノルドさんに会っている方。

 

「ステージに立つことがあるかもしれないと言ってたけれど
 それがARBでない以上、私は観に行くことは無いだろう。
 だから、今日で逢う(ナマで見る)のは最後となる。」

 

なんて書いてるけど、去年行ったしw ナマで見たしw

確かにARBでないステージには興味無くてずっと行かなかったけど

ARBでなくても彼のナマの歌声は私の心に響いた。

あと、凌さん自身が作詞作曲だけではあるけどARBの曲聴けたし。

去年が最後にならなきゃいいな、またナマで会いたい。

 

「これからは穏やかな気持ちで
 彼の映画を観て、彼の音楽を聴けそうだ。」

と書いている。

 

ゴメン、映画観てないw ライブは行ったけどCDすら買ってないw

まあそれでも「穏やかな気持ち」はあるかも。

穏やかな気持ちっつーか、どうでもいいとも言えるw