「あな番劇場版」を観に行った。
世間では高評価のようだが、私はまあ、うーん、まあまあ……。
時間とカネ返せ!ってほどじゃないけど、まあやっぱりな、という程度。
「満足したか」と聞かれると、決して満足ではない。
思えば、映画館で観た映画に満足するって、近年無いような。
これの前「シグナル劇場版」は論外だったけど試写会だからまあいいとして
その前となると「ターミネーター」だろうな。
マッチョな婆ちゃんになったリンダ・ハミルトンのやつと
どっかの少女(多分サラ・コナーだよな)がT-800を「おじさん」と呼ぶやつや
あとは複雑な話でよくわからんのとか、覚えてすらない。
7年くらい前に友人の招待券で「トランスポーター」の続編見たけど
これもちょっと酷かった。
……となると、最後に映画館で満足したのって、いつだったろう?
「ラストスタンド」は結構面白くて満足したんだっけな。
30代の初め頃、どうかすると週1ペースで映画館に通ってた時期もあったが
この頃は満足したりしなかったり。
満足してた方がはるかに多かったような気もする。
(自分好みの面白そうな封切り映画を観に行ってたからだけど)
ふと思い出した。
アーノルドさんの「シックス・デイ」って面白かったよな。
映画館で2回は観たはず。
世間の評価は芳しくないけど、結構深い話だったような。
……書いてて気づいた。
もしかして、邦画は私にとって劇場で見るのに向かないのかも。
洋画(主にアメリカ映画)なら大抵迫力だけはあるから
「エクスペンダブルズ」でもある程度満足はするんだろうか。
ドラマ系では「英国王のスピーチ」も満足したしな。
(ってこれは洋画だからというか作品自体が凄く良かったからだが)
映画館で満足するかしないかって
自分が年を取って頑固になってきたから
少々の作品では満足できなくなってる、というのもありそう。
もしくは30代の頃に比べて今はビンボーだから
お金払ってつまんなかったら「何よこれ」って文句言いたくなるし
見る目が厳しくなってきてるのか。
久しぶりに「シックス・デイ」でも観てみようか。
DVDで持ってたっけ、VHSだったっけ。