U-NEXT無料体験中に哲さん出演作を全部見ておきたいとマラソン中。
00年代の哲さん出演映画ってアクの強いものが多いためか
もうめちゃめちゃ疲れた。本当に疲れた。見るのに疲れた。
なんだろうなー、映画って疲れるんだよな。
無駄に凝った構成とかカメラワークなどのためか。
目が疲れてる状態で10作もチェックしたから余計に疲れた。
そんな中、比較的見易くて良作だった「水の花」
哲さんは元妻に出ていかれた父親役である。
その中で、前後不覚に酔っぱらって
中学生の娘を元妻と間違えて押し倒すというシーンがある。
エロいとかエロくないとか(エロいんだけど)以前に
「これマズいんじゃないか」と心配になる。
2005年の映画だから寺島咲は当時15歳、どうやって演技指導したんだろう?
16年前だから現代ほどロリ規制が厳しくないかとは思うけど
でもそれでも充分厳しい時代だよなあ。
当時40近い男優が15歳の少女を押し倒すシーンなんて
演技する方もやりづらかっただろうになあ。
さすがにこのシーン見て「寺島咲羨ましい」と思えるほど鬼畜ではない私も。
まあ、押し倒しただけでヤりはしないんだけど、それでも双方気の毒なシーンだ。
残すは「グーグー」をチェックして
チョイ役の「あさま山荘」「着信あり」「クラブ進駐軍」「パッチギ」
「CURE」「ゲロッパ」でどこに登場するかを確認するかしないか。
10作品一気にチェックして思ったのが
オダギリや光石研のバーター作で出てることが多いんだけど
何をやっても基本的にオダギリジョーなオダギリと比べて
哲さんは本当に役の振り幅が広いなあと改めて。
「水の花」の父親が「遠くの空」の親分や「エクステ」のチンピラなんて
知らない人が見たら同じ俳優だとは気づかないかもしれない。
個人的には「図鑑に載ってない~」の刑事役が好きだけど
哲さん冴えまくってるなーと思うのは「遠くの空~」の親分だな。
お気に入りの、伊勢谷と椅子蹴飛ばしシーン。
流れが面白くて笑った。「ホタルイカ」より笑った。
冴え渡ってる「遠くの空~」の「覚えたての頃は朝までヤってた」親分。
しかしこの映画、真面目な映画だと思ってたがなあ……。
案外これ、屈指のカコ哲かもしれんな……。
「映画観るの疲れる」って言いながら
今夜はレイトショーで息子と「あな番劇場版」
まあきっと、あんま面白くないんだろうけどね。