読了したのは3回目くらいかな。
悪くはないけど、特に感動も覚えず。
日系人とか傭兵とは言いつつも、日本でバンバン銃撃戦とか
やけにハイテクすぎる科学研究施設があったりと
ちょっと現実離れし過ぎか。
現実離れ……とは言っても、この作品は約20年前のものだが
インフルエンザに似た人為的ウイルスがばら撒かれ
病院では治療を受けられない患者溢れかえり廊下で横たわり
東京の街は外出禁止令が出たという描写、
まさかこれが現実になるとは作者も読者も夢にも思わなかっただろう。
この作品、全然知らなかったけどドラマ化されてたのね。
20年経った今、むしろ傭兵役の方がバリバリ似合う風貌になるとは。
そういやこれの続編「イヴの眠り」は一度読んだ気がする。
絵がスカスカだし話が分かりにくいしで、途中で挫折した覚えが。
ついでに「吉祥天女」は過去一度読了し、今回また借りてみたのだが
中盤あたりで挫折、もういいや。