『響 ～小説家になる方法』/柳本光晴 ・・・☆2
こんな無礼でクソ生意気な主人公に感情移入できるわけないし
それ以上に許せないのが、暴力。
初対面の人の指を骨折させるわパイプ椅子でぶん殴るわ
そんな暴力描写を、まるでさも「かっこいい」みたいに描いてるのが
もう本当に無理過ぎる。
作者、中二病をこじらせすぎだわ。
とか、その他の主要キャラも深みが無い。
例えばリカの父は満を持しての登場だった割にペラッペラで
大したエピソードもないし
不良の先輩とかもっと描きようがあるだろうに。
とか、「小説家になる方法」というサブタイトルだけど
決して「方法」を描いてるわけではないんだよな。そこもマイナス。
映画化されたとのことだけど、確かにこのクソ生意気で救いようのない主役は
平手友梨奈には合ってるかもしれない。
映画観てないし見る気も無いけど、彼女の人気を余計落とすだろう。
ところで、コンビニコミックで上下巻になってたので完結かと思ってたら
続きがあるのね。読む気は無いけど。
……と、今シネスケを見たらこの映画、平均点☆3.7の高評価。
そしてコメントを投稿してらっしゃるメンバーの錚々たること。
まあでも、やっぱ映画観る気しない。
