『卑怯者の島』/小林よしのり ・・・☆5
これは良かった。良い作品だ。
小林よしのりは『ゴー宣』しか読んだことなかったし
最近はAKBにハマって痛くなったオッサンとしか思ってなかったけど
こういう作品も描けるんだ。
作者があとがきに書いてたけど
「戦争漫画といえば反戦主義者の主人公が苦しむ話ばかり」ではなく
ごくごく一般的な兵士の姿を描いていたのが素晴らしい。
驚愕のラストも良い。
***追記***
どっかの読書レビューで
「主張や立ち位置がわかりにくい」との一文を読んだけど
主張なんて立ち位置なんてわからない、それでいいんじゃないか。
むしろ主張なんてイラネー、立ち位置なんて知ったこっちゃない
読者が何を思うか、それだけだ。